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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.10.15
2019.12.24

クラウドファンディングとは?IoTスタートアップでの成功事例やその仕組みについて【テクノロジー・AI 入門編】

記事ライター:KEITA.SH

IT社会の現代では、企業や個人が資金を募る方法も多様化してきました。なかでも現在もっとも注目を集めているのが、「クラウドファンディング(CrowdFunding)」です。

当初は寄付的側面の強かったクラウドファンディングですが、最近では製品やサービス開発などに関係した資金募集を行う企業も増えてきており、上手く活用すればさまざまなメリットを受けられます。クラウドファンディングを実際に活用するには、クラウドファンディングに関する知識を深めておくと安心です。

そこで今回はクラウドファンディングとは何か、そして実際の利用手順やメリット・デメリット、IoTでの活用事例などさまざまな内容をご紹介していきます。「クラウドファンディングとはそもそも何か知っておきたい」、「クラウドファンディングの利用手順やメリット・デメリットを知った上で、活用事例も参考にして利用前に万全の準備をしておきたい」という企業担当や個人の方などはぜひご覧ください。

▼この記事でわかる!

  • クラウドファンディングの基礎知識
  • クラウドファンディングのメリットデメリット
  • クラウドファンディングで資金調達したIoT製品例

 

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、「インターネット上の不特定多数の人々(Crowd)から資金を調達(Funding)する」手法のことです。ちなみに”Cloud”と混同しがちですが、こちらはインターネットにおけるクラウドサービスを指します。クラウドファンディングのクラウドはあくまで群衆を意味する”Crowd”なので注意してください。

クラウドファンディングは、大きく3つのタイプに分類されます。

・購入型・・・モノやサービスの資金を調達して、寄付者にリターンを行うタイプ
・寄付型・・・募金などをインターネット上で行う。特にリターンはない
・金融型・・・株式などの金融商品を売買するタイプ

この内、最も賑わっているのは購入型のクラウドファンディングです。後ほども説明しますが、購入型のクラウドファンディングには普段の商品取引では得られないメリットがあります。

また資金受け取りにも2種類の方法があり、以下のようになっています。

・All or Nothing方式・・・目標金額に達成したときのみ資金を受け取れる
・All In方式・・・目標金額に達していなくても、資金を受け取れる
 

クラウドファンディングのやり方

ここからは実際にクラウドファンディングを行う手順を、企業向けに解説していきます。

1.プロジェクトを申請し、掲載準備を行う

まずはクラウドファンディングサイトを検討し、掲載予定先が決まったら各クラウドファンディングサイト公式ページから申請を行います。名前やメールアドレス、現在の状況や相談内容などを明記したら、送信して審査を待ちます。

審査に通過したら、次はプロジェクトの掲載準備を行います。クラウドファンディングサイト運営本部が用意したスタッフと話を詰めながら、実際の掲載内容を決めていきましょう。

2.プロジェクトを公開する

1の後は掲載内容をクラウドファンディングサイトで公開して、資金を募集します。ユーザーの意欲を掻き立てるようなプロジェクトであれば、あっという間に資金調達が目標額を超え、2倍以上になるケースもあります。

最新の情報などは積極的に発信して、目標金額へ近づけていきましょう。

 

3.募集終了後、リターンなど各処理を行う

募集が終了した後は、結果によってやることが変わってきます。

目標金額を達成した場合はプロジェクトを実行するとともに、期日通りに約束のリターンを配りましょう。達成しなかった場合はAll or Nothing方式の場合、資金を各ユーザーへ返還する必要があるので速やかに準備しましょう。All In方式の場合はどの規模でどのようにプロジェクトを実行するか、ユーザーに納得のいく説明を行いましょう。
 

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メリット・デメリット

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