Oculus Rift SとOculus Questのスペックを比較
Oculus Rift S
Oculus Quest
2機種のスペックを比較してみましょう。
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Oculus Rift S |
Oculus Quest |
価格 |
49,800円 |
64GB:49,800円
128GB:62,800円 |
ディスプレイ |
液晶 |
有機EL |
解像度 |
2560×1440 |
2880×1660 |
リフレッシュレート |
80Hz |
72Hz |
視野角 |
110度 |
100度 |
外部センサー |
不要 |
不要 |
重さ |
約550g |
約470g |
PC接続 |
要 |
不要 |
トラッキング方式 |
インサイドアウト方式(6DoF) |
インサイドアウト方式(6DoF) |
コントローラー |
Oculus Touch |
Oculus Touch |
共通する点として、どちらのVRヘッドセットもインサイドアウト方式を採用しています。インサイドアウト方式とは、ユーザーの位置や動きを計測するセンサーをヘッドセット自体に搭載するというもので、外部センサーを室内に配置する必要がありません。
また、Oculus Rift S、Oculus Questのどちらも6DoF対応のVRヘッドセットです。DoFとはDegree of Freedom(自由度)の略称で、VRにおいては対応できる動きの方向の数を表します。
6DoFは、頭の前後の傾き、左右の傾き、回転、体の上下、左右、前後の動きに対応しているので、VR内でしゃがんだり、ジャンプしたり、歩き回ったりといった動きが可能です。
コントローラーも同じ「Oculus Touch」を使います。Oculus Touchは、プレイヤーの細かい手の動きVRに再現することができるモーションコントローラーです。プレイヤーは物を掴んだり、ハンドサインをしたり、引き金を引いたり、色々なことができます。
グラフィック性能を取るならOculus Rift S
Oculus Rift Sは、PCとの接続が必須です。PC接続型の利点は、接続されたPCのGPUを使用するため、より高画質、ハイクオリティなVRを楽しめることでしょう。
Oculus Rift Sのデメリットとしては次の2つが挙げられます。
PCとVRヘッドセットをケーブルで繋がなければならない
例えばダンスやスポーツのゲームなど、体を大きく動かすものではケーブルが絡まったり、引っ張られたりすることがあるかもしれません。
VR対応の高スペックなPCが必要
Oculus Rift SとOculus Quest(64GBの場合)自体は同じ値段ですが、対応する高スペックPCを持っていない場合は、別途購入しなくてはなりません。
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推奨スペック |
最低スペック |
グラフィックカード |
NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 以上 |
NVIDIA GTX 1050Ti / AMD Radeon RX 470 以上 |
CPU |
Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上 |
Intel i3-6100 / AMD Ryzen 3 1200, FX4350 以上 |
メモリー |
8GB以上 |
8GB以上 |
OS |
Windows 10以上 |
Windows 10以上 |
ディスプレイ出力 |
DisplayPort 1.2
miniDsiplayPort |
DisplayPort 1.2
miniDsiplayPort |
USBポート |
USB 3,0 1つ |
USB 3,0 1つ |
身軽さならOculus Quest
Oculus Questには、次のようなメリットがあります。
・ ケーブルがないので、激しく体を動かすゲームに向いている
・ PCが必要ないスタンドアロン型
しかし、グラフィック性能や、リフレッシュレートはOculus Rift Sに劣ります。グラフィックの美しさや、映像のなめらかさにこだわるならOculus QuestよりOculus Rift Sを選ぶべきでしょう。
Rift SとQuest、どっちを選ぶ?
最高クオリティのVR体験を求める方、高スペックのPCを持っている方はOculus Rift S、高スペックPCを持っていない方、身軽にVR体験を楽しみたい方はOculus Questを選んではいかがでしょうか。どちらのVRヘッドセットも、あなたに感動のVR体験を提供してくれるでしょう。
Oculus(オキュラス)シリーズについてより詳しく知りたい方はこちら。