世の中にWebカメラは多くありますが、そのほとんどはただ単に映像を視聴・録画するだけか、単に何か動いたものを見つけられるだけにすぎません。ATOM CamにはエッジAIが搭載され、人体や犬・猫を検知可能。また、別売りのセンサーとの連携で機能拡張も可能で、スマートホームをさらに高度なものにできる機器といえます。
この記事のコンテンツ:
- ATOM Camの機能
- ATOM Sensorとの連携でさらに便利に
- 安価なのに高機能、本格的にスマートホーム化を狙っている方へ
世の中にWebカメラは多くありますが、そのほとんどはただ単に映像を視聴・録画するだけか、単に何か動いたものを見つけられるだけにすぎません。ATOM CamにはエッジAIが搭載され、人体や犬・猫を検知可能。また、別売りのセンサーとの連携で機能拡張も可能で、スマートホームをさらに高度なものにできる機器といえます。
この記事のコンテンツ:
まずはATOM Camの持つ機能について見てみましょう。
エッジAIとは、サーバー側ではなく、端末側に搭載されるAIのこと。ATOM Camにはカメラ本体でAI分析ができる高性能なCPUが搭載されています。このため、映像を外部のサーバーに送信することなく分析が行え、スピーディーかつ安全に利用が可能です。
現在行えるのは人体の検出と犬・猫の検出。単に「何か動いた」ことしか見つけられないWebカメラが多いなかで、一味違う高度な処理ができます。
Webカメラは一般的に明るいところではキレイな映像を撮影できますが、暗いところだとノイズが増えてしまうのが難点。
ATOM Camには高感度CMOSセンサーが搭載されており、暗いところでも細部まで美しい映像を撮影できます。さらに、赤外線を使ったナイトビジョンも搭載されており、モノクロにはなりますが、かなり暗い場所でも利用可能です。
複数台設置できるWebカメラは多くありますが、それぞれの映像を見るにはアプリでいちいちカメラを切り替える必要があります。
ATOM Camのアプリは4台まで1画面で同時に閲覧可能。一度に多くの情報を確認できます。
タイムラプス動画とは、数秒あるいは数分に1コマずつ撮影した画像をつなげて再生することで、コマ送り動画のように見える動画のこと。ATOM Camではこのタイムラプス動画を撮影できます。
美しい映像を作成できるほか、部屋などの変化の様子をざっくりと確認したい場合に役立ちそうです。
ATOM Camの映像はスマホアプリからも確認できますが、Amazon Echo Showを使えばさらに便利に。音声操作でATOM Camの映像をEcho Showのスクリーンに映すことができます。
料理などをして手が離せないときに、子どもやペットの様子を確認するのに役立ちそうですね。
これだけの機能が付いて、価格が2,500円(税込)という買いやすい価格設定になっているのも魅力の1つ。4台そろえても1万円です。
ATOM Camには別売りのATOM Sensorと呼ばれるスマートセンサーが用意されています。ATOM Sensorと連携することでさらにATOM Camがスマートになりますので、導入を検討したいところです。
そんなATOM Sensorについて紹介します。
ATOM Sensorには2つのスマートセンサーが含まれます。そのなかの1つがモーションセンサーです。
これは、赤外線を使って設置場所付近の動体検知を行うためのもの。ATOM Camにも動体検知機能がありますが、カメラに映らない範囲でも動体検知できるのがメリットです。
また、設置場所の明・暗を検知することも可能。電気の消し忘れを確認するのに使えそうです。
もう1つがドアなどの状態を検知する開閉センサーです。これは、2つのパーツから構成され、それらが近いか離れているかを検知するもの。ドアや窓などの開閉状態を検知するのに使えます。
ATOM SensorにはATOM Camに接続するドングル、開閉センサー x 2、モーションセンサー x 1がついて4,000円(税込)という価格設定です。
1個当たりでいうと1,000円であり、この手のセンサーのなかではかなり安い部類に入るのではないでしょうか。
家を本格的にスマートホームにしようと思うとセンサーの数が重要ですが、この価格設定なら導入しやすそうです。
今後は温湿度センサーや水没センサーをシリーズに追加予定だそうです。
また、各センサー系に設定した任意条件で通知するアラームを追加予定など、今後も機能拡張が期待できます。
この記事で紹介したように、ATOM Camは安価なのに高機能であり、本格的に自宅をスマートホームにしたいと思っている方にぜひおすすめしたいWebカメラです。ATOM Sensorも合わせて導入すれば、さらに高度なことが可能になるでしょう。販売およびサポートが国内メーカーというのも安心ポイントの1つです。導入を検討してみてはいかがでしょうか。
偽サイトでよくある被害 偽サイトにアクセスしてしまうと、次のような被害に遭う可能性があります。 個人情報を盗まれる 偽サイトの多くはログインして利用するWebサービスやネットショッピングなどのサイトを ...
続きを見るChatGPTとは 最初にChatGPTがどのようなツールなのか見ていきましょう。 画期的なAIチャットサービス ChatGPTはアメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスです。2022年 ...
続きを見るBlueskyとは Blueskyはジャック・ドーシー氏が発案してできたSNSです。ジャック・ドーシー氏は、旧Twitter(現X)の共同創業者の1人で、旧Twitter社のCEOを務めていた人物です ...
続きを見るポルシェは、シュツットガルトに本拠を置くテクノロジー会社home-iXとパートナーシップを結ぶことを発表しました。 home-iXは、元ポルシェ従業員のMehmet ArzimanとHeiko Sch ...
続きを見るサムスンは2日、米国ホームセキュリティ最大手「ADT」とパートナーシップを新たに結んだことを発表。両社は、Samsung SmartThingsプラットフォームとADTの監視サービスを搭載した新しいセ ...
続きを見る9月26〜27日に開催された旅行業界の国際カンファレンス、Skift Global Forumにおいて、ヒルトンホテルのクリストファー・ナセッタCEOが、2018年中に「スマートルーム」を導入予定であ ...
続きを見るCopyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.