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2021.03.17
2021.03.17

エッジAIで人や犬猫を検出!スマートセンサーで拡張できるATOM Camは要注目のスマート機器

記事ライター:ハウザー

世の中にWebカメラは多くありますが、そのほとんどはただ単に映像を視聴・録画するだけか、単に何か動いたものを見つけられるだけにすぎません。ATOM CamにはエッジAIが搭載され、人体や犬・猫を検知可能。また、別売りのセンサーとの連携で機能拡張も可能で、スマートホームをさらに高度なものにできる機器といえます。

この記事のコンテンツ:

  • ATOM Camの機能
  • ATOM Sensorとの連携でさらに便利に
  • 安価なのに高機能、本格的にスマートホーム化を狙っている方へ

ATOM Camの機能

まずはATOM Camの持つ機能について見てみましょう。

エッジAI搭載

エッジAIとは、サーバー側ではなく、端末側に搭載されるAIのこと。ATOM Camにはカメラ本体でAI分析ができる高性能なCPUが搭載されています。このため、映像を外部のサーバーに送信することなく分析が行え、スピーディーかつ安全に利用が可能です。

現在行えるのは人体の検出と犬・猫の検出。単に「何か動いた」ことしか見つけられないWebカメラが多いなかで、一味違う高度な処理ができます。

高感度CMOSセンサーと赤外線ナイトビジョン搭載

Webカメラは一般的に明るいところではキレイな映像を撮影できますが、暗いところだとノイズが増えてしまうのが難点。

ATOM Camには高感度CMOSセンサーが搭載されており、暗いところでも細部まで美しい映像を撮影できます。さらに、赤外線を使ったナイトビジョンも搭載されており、モノクロにはなりますが、かなり暗い場所でも利用可能です。

マルチビューで4台まで1画面で閲覧可能

複数台設置できるWebカメラは多くありますが、それぞれの映像を見るにはアプリでいちいちカメラを切り替える必要があります。

ATOM Camのアプリは4台まで1画面で同時に閲覧可能。一度に多くの情報を確認できます。

タイムラプス動画を撮影可能

タイムラプス動画とは、数秒あるいは数分に1コマずつ撮影した画像をつなげて再生することで、コマ送り動画のように見える動画のこと。ATOM Camではこのタイムラプス動画を撮影できます。

美しい映像を作成できるほか、部屋などの変化の様子をざっくりと確認したい場合に役立ちそうです。

Amazon Echo Showと連携

ATOM Camの映像はスマホアプリからも確認できますが、Amazon Echo Showを使えばさらに便利に。音声操作でATOM Camの映像をEcho Showのスクリーンに映すことができます。

料理などをして手が離せないときに、子どもやペットの様子を確認するのに役立ちそうですね。

価格が2,500円(税込)

これだけの機能が付いて、価格が2,500円(税込)という買いやすい価格設定になっているのも魅力の1つ。4台そろえても1万円です。

ATOM Sensorとの連携でさらに便利に

スマートホームカメラ ATOM Sensor

ATOM Camには別売りのATOM Sensorと呼ばれるスマートセンサーが用意されています。ATOM Sensorと連携することでさらにATOM Camがスマートになりますので、導入を検討したいところです。

そんなATOM Sensorについて紹介します。

動きを検知するモーションセンサー 

ATOM Sensorには2つのスマートセンサーが含まれます。そのなかの1つがモーションセンサーです。

これは、赤外線を使って設置場所付近の動体検知を行うためのもの。ATOM Camにも動体検知機能がありますが、カメラに映らない範囲でも動体検知できるのがメリットです。

また、設置場所の明・暗を検知することも可能。電気の消し忘れを確認するのに使えそうです。

ドアなどの状態を検知する開閉センサー

もう1つがドアなどの状態を検知する開閉センサーです。これは、2つのパーツから構成され、それらが近いか離れているかを検知するもの。ドアや窓などの開閉状態を検知するのに使えます。

1個当たり1,000円(税込)という破格の価格設定

ATOM SensorにはATOM Camに接続するドングル、開閉センサー x 2、モーションセンサー x 1がついて4,000円(税込)という価格設定です。

1個当たりでいうと1,000円であり、この手のセンサーのなかではかなり安い部類に入るのではないでしょうか。

家を本格的にスマートホームにしようと思うとセンサーの数が重要ですが、この価格設定なら導入しやすそうです。

温湿度センサーや水没センサーも追加予定

今後は温湿度センサーや水没センサーをシリーズに追加予定だそうです。

また、各センサー系に設定した任意条件で通知するアラームを追加予定など、今後も機能拡張が期待できます。

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