まだAmazon新製品発表会の余韻を引きずっている方もいるでしょう。
特に、日本で発売されないことが分かったEcho Buds、Echo loop、そしてEcho Framesに感じたショックが癒えていない方も少なくないのでは?
そんなあなたを少しだけ安らかな気持ちにしてくれるかもしれない製品が、BOSEから発売されました。
それがこちら。
「BOSE FRAMES ALTO」です。
BOSEはこれを「オーディオサングラス」と呼んでいますが、音楽再生以外にもAIアシスタントの呼び出しや通話の受話・終話など最近のイヤホン・ヘッドフォンに求められる流行の機能も隙なく詰め込んでいます。
そう、つまりこれ、Alexaメガネこと「Echo Frames」とほぼ同じモノと見て間違いありません。その上、日本でも問題なく手に入ります。
では、開封レビューとファーストインプレッションをお届けします!
BOSE FRAMES ALTO 開封の儀
ちなみに、価格は税込みで27,500円。
発売日の10月3日にBOSEの公式サイトで注文し、送料無料で翌々日の10月5日に佐川急便で届きました。
では、開けてみましょう!
これが外箱。
最近のBOSEらしいシンプルなデザインです。硬質の黒いダンボールを見るだけで興奮する身体になってしまいました。
サイズ表記は「S/M」となっています。日本で販売されているのはこのワンサイズですが、人より頭の大きい僕でも問題なく装着できました。小顔の人にはもしかするとちょっと大きいかも。
また、最近BOSEが推している「Bose AR」のロゴも入っています。
このとおり、品名はれっきとした「サングラス」です。
箱の両端にある封緘をぺりぺりっとやって…
ぱかり。
この瞬間がいちばん楽しいですね!
開封すると、黒革のケースとご対面します。
ケース表面にはデボス加工されたBOSEロゴ。
ケースはマグネットで閉じられています。
それをそっと開けると… ついに……
ご対面です。
ケースの中には本体以外に、メガネ拭きの素材でできた小袋が入ってます。
小袋の中身は充電ケーブル。
今のところ、BOSE公式サイトで充電ケーブル単体の販売はしていないようなので失くさないように注意が必要です。
また、家と職場の両方にケーブルを置いておきたい、というような使い方も今のところできない模様。
本体とケーブル、ケース以外の同梱物はこんな感じ。
ユーザーガイドと注意事項の書かれた冊子が入っています。
BOSE FRAMES ALTO 本体のディティールチェック!
では、このまま本体のディティールを見ていきましょう!
まずは正面から。
カメラやヘッドアップディスプレイなどは搭載していないので、前面部分はごくふつうのサングラスです。
四角いレンズがクラシックな雰囲気を醸しています。
テクノロジーが詰まっているのはツルの部分。
右のツルには、金メッキのヒンジ、マイク(小さな2つの穴)、そして充電ケーブルの接触部がついています。
右のツル、下部分についている金メッキのボタンが「マルチファンクションボタン」。
ここをワンプッシュ・ダブルプッシュ・ロングプッシュすることで各種操作が可能です。
また、両方のツルの後部(耳側)には小さなスピーカー。
勘違いしている人も多いと思いますが、骨伝導スピーカーではなく、オープンオーディオスピーカーです。
指向性の高いスピーカーなので耳に直接届くような感覚がありますが、満員電車など他人の耳が近くにある状況や、静かな図書館などでは音漏れが気になります。気をつけましょう。
僕の持っている他のサングラスと並べてみました。
こう見ると、ほとんど違いはわかりませんね。
横から見ると、BOSE FRAMES ALTOはツルがかなり大きく見えます。
が、掛けてしまうと余り気になりません。
これが実際に掛けてみた様子です。
こうしてみると「ちょっとツルの太いデザインのサングラス」というだけで、ガジェット感はほとんどありませんよね。
また、サイズ感も特に大きいとか小さいとか感じるようなものではなく、平均より顔の大きい僕でも普通に掛けられます。
ちなみに、BOSE公式にあるモデル着用写真はこれ。
小顔のモデルが掛けると、レンズ部分のデザインがすこし大きめに見えますね。
サイズ感は実際に試してみないとわからないので、BOSE直営店か家電量販店で試してみることをおすすめします。
使い勝手やレンズ交換などについては後編で!
僕も近眼なので気になっていたのですが、BOSE FRAMES ALTOはレンズ交換が可能です。
後編では、日常の中で使ってみた感想や、レンズ交換の顛末など紹介します。
ではまた!