今年もAmazonの新製品発表会がやってまいりました!
発表されたのは新Echoシリーズを中心とした全16製品に、Alexaの新機能が21。
Appleを皮切りに発表イベントが立て続けに行われるこの時期、注目を集めるのは簡単なことではありませんが、Amazonはそのことをよく知っています。
昨年のイベントで発表された「目玉」はAlexa搭載の電子レンジでした。日本では発売すらされないにもかかわらず大きな話題になりましたよね。もちろん、今年もそんなサプライズがあります!
この記事では、「Echo」の冠をもった新製品+αで9製品をご紹介します。さぁ、ざっと見ていきましょう。
※日本でも発売されるものには円価格を表記しています
Echo Dot with Clock(6,980円)
イベントで最初に紹介されたのがこちら。
Echo Dotに時計がついただけといえばそのとおりなんですが、Echo Show 5やLenovo Smart Clockなどのように寝室でAIスピーカーを利用することを考えると、やっぱり時計はほしいところ。
本体上部にはセンサーがあってタッチするとアラームのスヌーズができます。
説明ではスヌーズ時間が「9分」とありました。これ、ちょっと長いけど設定で変えられるのかな…。9分も寝たらアウト!という人、多いんじゃないでしょうか。
予約受付中・10月16日出荷予定です。
Echo(第3世代)(11,980円)
第2世代のEchoよりも若干、丸みを帯びたデザインに刷新されたEcho(第3世代)。
チャコール、ヘザーグレー、サンドストーン、トワイライトブルーの4色展開で登場です。
オーディオ関連のスペックは第2世代と同じで、新しくなったのはデザインと新カラーのみ。
ちなみに、上の画像が「トワイライトブルー」。
なかなかさっぱりしたデザインとカラーで、インテリアや家具との調和を意識しているのが伝わってきます。
予約受付中・10月16日出荷予定です。
Echo Studio(24,980円)
Echoシリーズの最上位機種として投入されたのが「Echo Studio」。
家具に馴染むデザインに刷新されたEcho(第3世代)とは打って変わって、プロ仕様感ありありのゴツいデザインが個人的には好みです。
5.25インチのウーファーを含む5つのスピーカーを備え、設置された環境での音の広がりや反響を分析して自動で最適化してくれるとのこと。これは、同じく音質を売りにしているGoogle Home Maxにも、AppleのHome Podにも搭載されていない機能です。
また、最大出力はなんと330W!イメージしにくいと思いますが、日本の住環境では完全なるオーバースペックと言えます。ただ、最大音量までに余力があることが大切なんです。
そうそう。Alexaといえば「音は二の次」のイメージありましたもんね。
日本では発売されていませんが、Google Home Maxが音質の良さで売れていったことでその市場を認識したのでしょう。
あと、これまでEcho Plusに搭載されていたホームハブ機能(Zigbeeゲートウェイ)も搭載。
今回、Echo Plusに新機種は追加されなかったので最上位機種としてはこのEcho Studioに一本化されるものと思われます。
予約受付中・12月5日出荷予定です。
Echo Show 8(国内発売未定・122.99ドル)
5.5インチのEcho Show 5と、10インチのEcho Showの間をつなぐサイズとして、8インチの「Echo Show 8」も追加されました。
私がデスクに置くことを諦めたGoogleのNest Hubが7インチですから、上の使用例のようにデスクに置くにはちょっと大きめサイズだと思います。
日本未発売なのでなんとも言えませんが、ダイニングテーブルやテレビ台などに置くとちょうどいいでしょうね。
Echo Flex(2,980円)
これは買いです!
Echo Dotすら置くようなスペースがとれない洗面所やトイレ、玄関なんかに置けるスマートスピーカーとしては最高の出来じゃないでしょうか。
コンセントに直差しして使える上、人感センサーと小さなライトを備えているので常夜灯としても使えます。
玄関まで来て「あ、テレビ消さなきゃ…」というときリビングのEchoに大声で「テレビ消して!!!」と言っていたマヌケな私たちを過去のものにしてくれるでしょう。
予約受付中・11月14日出荷予定です。
Echo Buds(国内発売未定・129.99ドル)
これ、今回の発表会でいちばんのガッカリでした。日本でも発売してくれ……!!!
「Echo Buds」はAir Podsをライバル視した完全ワイヤレスイヤホンです。Air Podsが144ドル(国内価格17,800円)なので、だいぶ安いですね。
もちろん、Alexaとのシームレスな連携ができ、なんと、BOSEのノイズキャンセリング技術まで導入されています。最高すぎでしょ…。
イヤホン単体で5時間の音楽再生、ケースに20時間分の充電ができるので、通勤通学で往復2時間程度の利用なら1週間は余裕で使い続けられます。
ただ、無線充電には対応していない模様。いやしかし、それでも!これは本気で試してみたかったですね。
個人輸入サイトなどで購入することも可能になると思いますが、日本の技適を通過していないので国内で使うとそれだけで犯罪になります。気をつけましょう…。