スマートスピーカーのカテゴリーを確立したAmazon Echoとは?
音楽再生用機器であったスピーカーに人工知能Alexa”アレクサ”を実装し、対話型音声操作で情報検索や同期した家電端末の操作が行えるスマートスピーカーとして、2014年にリリースされたのがAmazon Echoです。
スマートスピーカーは年を追うごとに広く普及し、身近なガジェットの1つになったといえますが、Amazon Echoはスマートスピーカーのカテゴリーを切り拓いたパイオニアであると言っても過言ではないスピーカーです。
2019年4月14日現在、Amazon.comからは5つのモデルのAmazon Echoがリリースされており、利用者はニーズに合ったAmazon Echoを選ぶことができます。
Amazon Echo全5モデルの特徴は?
既に紹介したとおり、Amazon Echoは次に挙げる5つのモデルをリリースしてシリーズ展開をしています。
Echo Dot
第2世代では0.6インチスピーカーでしたが、電光モデルの第3世代から1.6インチスピーカーが搭載されました。残念ながらDolbyデュアルスピーカーには対応していませんが、コンパクトで設置場所を選ばない低価格なエントリーモデルです。
Echo
Amazon Echoシリーズの中では最もスタンダードなスマートスピーカーで2.5インチウーファー、0.6インチツイーター搭載でDolbyデュアルスピーカーに対応するモデルです。音質に強いこだわりがある方以外の一般的なユーザーであれば、十分満足できる音質を備えています。
Echo Plus
第2世代のモデルでは2.5インチウーファー、0.8インチツイーターでしたが、現行モデルの第3世代から3.0インチウーファー、0.8インチツイーターが搭載されました。Dolbyデュアルスピーカー対応、ディスプレイ非対応モデルの上級機種です。
Echo Spot
1.4インチウーファー、0.8インチツイーターと2.5インチタッチスクリーンを搭載するディスプレイ対応モデルですが、Dolbyデュアルスピーカーには残念ながら対応しておらず、EchoやEcho Plusの方が高音質である印象を受けるため、画面付き普及モデルだと言えるでしょう。
Echo Show
2.0インチパッシブラジエーター付スピーカーを2個と10.1インチタッチスクリーンを搭載、Dolbyデュアルスピーカーにも対応するAmazon Echoの旗艦モデルです。動画コンテンツの再生などを楽しめるのが特徴となっています。
Amazon My Music、Amazon Music Unlimited、tunein、dヒッツなどの音楽ストリーミング配信サービスを利用して全モデルで音楽再生が可能ですが、聴きたい音楽が再生できないケースも少なくないため、Amazon EchoをBluetoothスピーカーとして使用するのも1つの手段です。
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