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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.06.06

【基礎編】安いの選んでも大丈夫? プロ直伝!スマート家電の選び方

記事ライター:Yuta Tsukaoka

 

IoTという言葉がこれだけ喧伝される世の中だと(私も喧伝している1人だが)、読者の中には「そろそろうちも…」とAmazonを開いてみる人も多いだろう。

それは大変に嬉しいことなのだが、おそらく多くの人が戸惑ってしまうのが「製品が多すぎる」ことと「価格の差が大きすぎる」ことではないだろうか。

たとえば、多くの人が自宅IoT化の入り口に選ぶ「スマート電球」を例にしてみても、PHILIPSのHueシリーズのように電球一つが3000円近くするものから1000円台で買えるものまである。1000円台といえば一般的なLED電球とほとんど価格が変わらない。どう考えても、アヤシイ。

しかし、家中の電球を取り替えようと思えば数万円の違いがあらわれるので安い方が魅力的だろう。
そんなとき、どっちを選ぶべきだろうか?

そんな悩みを解決するべく、IoTガジェットの選び方を基礎から実践まで解説しようと思う。

IoTガジェットを選ぶときにまず見るべきポイントは2つ!

たくさんの製品から絞り込むために、まず見るべきポイントを解説しよう。
この2点を気をつけるだけで、IoTガジェット選びの失敗がかなり少なくなるはずだ。

1.メーカーが信頼できるか調べる

メーカーは永遠に続かない。つまり、ガジェットを管理するアプリのサポートも永遠ではない。
その意味ではどのメーカーを選んでも同じだが、すくなくとも信頼に値し、できるだけ長続きしそうなメーカーを選ぶほうがいいだろう。

そういう意味で、まったく無名のメーカーよりはPHILIPSやIKEAのスマート電球を選んだほうが利口な選択と言える。

または、新興のメーカーであっても事業規模や親会社の有無、上場しているか、大手の出資元があるかどうかなどを見て、継続性の高そうなところを選ぶようにしよう。

2.できるだけ単一のシリーズで集める

上記の条件を満たした上で、IoTガジェットは同一のシリーズで揃えたほうが楽だ。

現状、ホームIoTには標準規格といえるものがないので、メーカーごとに自社製品を管理・運用するためのアプリを開発している。そのため、メーカーがバラバラだと「キッチンの照明はこのアプリ、リビングの照明はこのアプリ」と使い分けることになってしまい、面倒だ。

家中すべてのものを揃える必要はないが、たとえば「スマートプラグはこのメーカー」「スマート電球はこのメーカー」と少なくともカテゴリごとに揃えたほうがいい

スペックでは、とくにWi-Fiの設定について確認するべき

上記の条件を満たし、注文。Amazonの翌日配送で届いていざ設置… したものの設定がうまくいかない。ということはよくある。

理由はさまざまだが、Wi-Fiに原因があることが多い

とくに、いま最新のWi-Fi 5(IEEE 802.11 ac)という規格を使っているときにトラブルが起こりやすいはずだ。Wi-Fi 5は5GHzの電波しか発しないため、2.4GHzの電波を必要とするIoTガジェットは接続できないのである。

ビデオストリーミングなど、大量のデータをやりとりする必要が増しているため高速な5GHzの通信が主流になりつつあるが、スマート家電は障害物に強い2.4GHzにしか対応していないことが多いことを知っておいたほうがいい。

対応する帯域がAmazonの製品ページに掲載されているかどうかはメーカーの良心次第なので、購入前にはメーカーのサイトから説明書をダウンロードしてよく確認しよう

ちなみに、もし5GHzのWi-Fiルータしか持っていないのに2.4GHzのみ対応のIoTガジェットを買ってしまった場合には、この記事で紹介しているように中継機を使うという手もある

後編では具体的な製品をもとに「実践編」で選び方を見てみよう。

 

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