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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.06.11

おうちがコーヒーショップの香りで満たされる、パナソニック「The Roast」で焙煎する幸せ(前編)

記事ライター:Satoru Oguchi

コーヒーの味にこだわる人は、自家焙煎に行き着きます。
同じ生豆なら、味の8~9割は焙煎で決まると言われているからです。

しかも、コーヒー豆は挽かれてからはもちろん、焙煎して放っておくだけで味や香りの劣化が始まっています。つまり、生豆をその都度豆を煎ることで、いつでも最高のコーヒーが飲めるようになるのです。

とはいえ、これまで自家焙煎には高い知識やテクニックが必要でした。それをIoTで解決したのが、パナソニックの「The Roast」です

世界中から厳選された生豆が定期配送され、焙煎士が作成したプロファイルをスマホ経由で転送することで、豆の特徴を最大限に引き出すよう焙煎してくれる製品&サービスです。本体価格は108,000円(税込)と、決して安くはありませんが、ただ失敗しないだけでなく、初心者にも美味しいコーヒーを楽しみながら知識と経験が蓄えられる製品になっています。

パナソニック「The Roast」(写真はイメージで抽出器具などは含まれません)。

IoTを使用した焙煎といってもイメージが湧かない人は多いのではないでしょうか。まずは使用の流れを見ていきましょう。

スマホに専用アプリ「The Roast」をダウンロードします。アプリはiOS専用で、Androidでは使用できません。アプリを使うには、CLUB Panasonic IDでログインする必要があります。

画面の指示に従って、焙煎機本体とペアリングします(ここまでの作業は初回のみ)。

スターターキットに付属する2種類の生豆パック「ブラジル サントアントニオ ナッティブレイク」「エチオピア イルガチャフィ ワイニードイップ」(各200g)。生豆は毎月送られてきます(豆の種類や料金については後編で紹介します)。

パックのQRコードを読み取ると、生豆の情報や焙煎に必要なプロファイルを含む「豆カード」がアプリにダウンロードされます。

豆カードを開き、左右に画面をスライドさせてプロファイルカードの中から焙煎度を選びます。焙煎度は豆によって2~3種類あります。「ロースト開始」をタップすると、プロファイルが焙煎機本体に送信されます。

生豆を豆容器に投入します。1回あたりに焙煎する生豆の量は50gです。

焙煎機本体のボタンを押して予熱を開始します。

約2~3分で予熱が完了し、アプリに生豆を投入するよう表示されます。

豆容器を右に回すと、生豆が釜に落ちていきます。投入しおえたら、容器を左に止まるまで回して完全に閉じます。

焙煎中の動画

投入された豆がぐるぐる回りながら焙煎されていきます。温風が上に向かって送り込まれ、コーヒーの味を損なうチャフ(豆の薄皮やゴミなど)が弾き飛ばされるのが目でも確認できます。

弾き飛ばされたチャフはガラス容器に溜まっていきます。

アプリには焙煎の残り時間が表示されます。焙煎が終わると冷却運転に変わり、冷却されるとアラームが鳴ります。

チャフが溜まったガラス容器を引き出して捨てます。

容器を元に戻してボタンを押すと、焙煎された豆が容器に排出されます。

50gの生豆が焙煎されたことで6gほど軽くなりました。

以上が、「The Roast」を使った焙煎の流れです。豆の投入、チャフを捨てるといった作業以外は全て自動化されています

焙煎というと、部屋の中が煙くなるのではと不安に思う人がいるかもしれませんが、そんなことはなく、コーヒーショップのような良い香りが漂います。これはコーヒー好きにとっては、かなり幸せになれる香りです。

後編では、アプリやサービスの詳細を見ていき、「The Roast」を使用するメリットや意味について考えていきます。

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