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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.05.08
2019.12.18

ロジクールがiPad Pro(第3世代)向けのキーボードを販売「Slim Folio Pro」 

タブレット市場で大きなシェアを占めるAppleのiPad。2018年11月にiPad Pro(第3世代)が発売を開始しましたが、ノートパソコン替わりにiPadにキーボードを繋げて使いたい人もいるでしょう。そこで、ロジクールが販売するiPad Pro(第3世代)用のキーボード「Slim Folio Pro」を紹介します。

記事ライター:iedge編集部

キーボードを多数取り扱うロジクール

Slim Folio Proを販売するロジテックは、Logitecの日本法人で、マウスやキーボードなど周辺機器を販売しています。タブレットは本来、タッチパネルをタップして使用するように設計されていますが、ノートパソコンのように使用できるよう、キーボードとの連携が可能です。

ロジクールはタブレット専用のキーボードも手掛け、Slim Folio ProはBluetoothキーボード一体型のケースに仕上がっています。

ロジクールはSlim Folio Pro以外にも、10.5インチのiPad Pro用のLogicool Slim Combo with detachable keyboard など、iPad用のキーボードをこれまで販売してきました。Appleは2018年に、11インチと12.9インチの2タイプのiPad Proをリリースしました。Slim Folio Proとは、2タイプのiPad Proに対応したキーボードです。

 

Apple純正品より安価なSlim Folio Pro

Appleは純正のキーボードも販売していますが、難点はその価格です。11インチのiPad Pro用の純正キーボードは、19,800円(税別)で販売されるなど、若干躊躇する価格設定ですね。

2018年発売のiPad Pro向けのキーボードケースは、現状ではまだ種類が少ないです。ロジクールが販売するSlim Folio Proは、Appleの純正品よりも販売価格が安い上に、高機能な仕様となっており、嬉しい特典もたくさん用意されています。

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BluetoothでiPadと連携

 

BluetoothでiPadと連携するSlim Folio Pro

Slim Folio Proは、BluetoothでiPadと連携して使用可能です。iPad Proには、USBのように差し込んだり、Bluetoothのようにペアリングしたりすることなく、凹みの部分を合わせるだけで使えるSmart Connectorが搭載されています。

Smart Connectorがあると給電や充電も可能で便利ですが、Slim Folio ProはSmart Connectorには対応していません。とはいえ、使い方は簡単で、iPad Proをケースにはめ込んでBluetoothでペアリングするだけです。

Slim Folio ProはUSB-Cケーブルで充電します。省電力のBluetooth Low Energyに対応し、バッテリーは3カ月持続します。※1日2時間使用の場合

 

バックライトを搭載し、さまざまなシーンに対応

Slim Folio Proには純正Apple製品にはないバックライトが内蔵されています。バックライトがキーボードを照らすので、暗い場所での作業も問題なく行なえます。また、バックライトは3段階に調節可能で、用途や部屋の明るさにあわせて変更できるのもうれしいですね。

Slim Folio Proは「タイピング」、「スケッチ」、「読書」の3種類のモードに分かれています。キーボードを広げるとタイピングが可能になり、角度をつけてケースを畳むとスケッチモードへと変身します。また、完全にキーボードをiPadの裏側に畳むと、読書モードにスイッチされます。

スケッチモードで必要になるのが、Apple Pencilです。iPad(第3世代)に対応するApple Pencil(第2世代)が2018年に発売を開始しましたが、Slim Folio Proには、最新のApple Pencilを取りつけて充電できる機能が搭載されています。また、持ち運ぶ際には、専用のペンホルダーにApple Pencilを収納すれば、紛失を予防できます。

 

Apple純正キーボードを凌駕するメディアキー

Android OSを搭載したタブレットと異なり、iPad Proの難点はマウスを使用できない点です。代わりにSlim Folio Proで便利なのが、豊富なショートカットキー機能です。

スクリーンの明るさやボリュームなどをコントロールキーがSlim Folio Proに搭載され、マウスがなくてもボタン一つで操作が行なえます。また、バッテリー残量もワンプッシュで確認できます。

このほかにも、検索やソフトキーのオンオフ、再生や停止といったメディアコントロール、画面のロックやBluetooth接続など、Apple純正キーボードにはないショートカットキーもSlim Folio Proに搭載されています。

 

Slim Folio Proの気になる価格は?

Slim Folio Pro は11インチモデルと12.9インチモデルの両方に対応し、価格はそれぞれ120ドル(約13,000円)と130ドル(約14,000円)です。

Slim Folio ProはLogitecでオンライン販売を開始しました。ただし2019年4月現在、ロジクールブランドでの日本での発売時期は明らかにされていません。ロジクール製のキーボードは打ち込みがいいと評判ですので、是非とも手に入れたいですね。

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