「AIスピーカー」または「スマートスピーカー」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。実際に製品は持っていなくても、CMなどで目にしたことがある方も多いことでしょう。
AIスピーカーは近年さまざまなメーカーが開発に取り組み、機能や価格、音質など、大きな違いが出てきました。そこで今回は、AIスピーカーの基本的な仕組みから具体的な用途、代表的なAIスピーカーの違いなどを紹介していきましょう。
現在AIスピーカーの購入を検討している方はもちろんですが、AIスピーカーとは何なのか、いまいちよく分かっていない方もぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
▼この記事でわかる!
- AIスピーカーが”できること”
- AIスピーカーが”できないこと”
- 有名なAIスピーカーの特徴と価格
AIスピーカーとは何?
まずはAIスピーカーの定義から紹介していきましょう。AIスピーカーとはその名の通り、「AIアシスタントが搭載されたスピーカーデバイス」のことを総称するものです。スマートフォンの中にiPhoneやAndroid端末があるように、AIスピーカーにも複数のメーカーやブランドが存在します。
スマートフォンやパソコンの場合、キーボードやタッチパネルで物理的に操作するのが基本ですが、AIスピーカーはすべての操作を音声によって行います。そのため、両手が塞がっていてもAIスピーカーに話しかけるだけで操作が可能であり、さまざまな用途に活用されはじめています。
AIスピーカーの普及率
2018年12月時点、電通デジタルがインターネットで行った調査によると、日本国内におけるAIスピーカーの普及率は約6%。スマートフォンの普及率である約60%と比較すると、その差は歴然としていることが分かります。
一方で、アメリカにおけるAIスピーカーの普及率は40%を超えており、海外と日本国内では大きなギャップがあることも見えてきます。AIスピーカー販売元の大手であるGoogleやAmazonはご存知の通りアメリカ発のベンダーということもあり、これほどの差がついた大きな要因として考えられます。また、世界に先駆けてAIスピーカーの発売がされたということも普及率を伸ばした一因といえるでしょう。
AIスピーカーの主な用途としては、音楽鑑賞、天気予報、アラームなどが上位を占めています。
AIスピーカーが”できること”