JBL初の Google アシスタント搭載のヘッドホン「EVEREST 710GA」

「EVEREST 710GA」を販売する老舗ブランドJBL 　

「EVEREST 710GA」を販売するJBLは、アメリカに本拠地を置く世界最大のオーディオメーカー「ハーマンインターナショナル」が有するスピーカーブランドです。ハーマンインターナショナルは2017年３月にサムスン電子に買収され、その傘下に入っています。

ハーマンインターナショナルは５月31日に、JBLから「EVEREST 710GA」を含む「EVEREST GA」シリーズを発表しました。

Googleアシスタントを搭載したBluetoothヘッドホンで、「EVEREST 710GA」以外にも、「EVEREST 310GA」と「EVEREST 110GA」というモデルがそれぞれ同時に販売されました。

３つのラインナップですが、「EVEREST 710GA」はイヤーパッドが耳たぶをすっぽりと覆う「オーバーイヤーヘッドホン」、「EVEREST 310GA」はイヤーパッドを耳の上にのせる「オンイヤーヘッドホン」、「EVEREST 110GA」が耳に直接差し込む「カナル型イヤホン」になっています。

EVEREST GAシリーズのなかでも、最も高価な「EVEREST 710GA」では、耳を密封状態にします。そのため、音漏れがほとんどなく、外部からの雑音を遮断できるタイプになっているのです。

「EVEREST 710GA」に搭載されるGoogleアシスタント　

Googleアシスタントは、Googleが開発したAIアシスタントです。Googleが販売するスマートスピーカー「Google Home」などに搭載され、「オッケー、Google」という呼びかけのあとに命令すると、命令を認識し、応答します。

Googleアシスタントを使用するためには、「EVEREST 710GA」に接続したデバイスにGoogleアシスタントアプリをインストールする必要があります。Googleが開発したAndroid OS用のアプリがあるのはもちろん、iOS用のGoogleアシスタントも用意されています。

「EVEREST 710GA」の場合、リモコン部分のボタンを押すと、Googleアシスタントが有効になります。音声コマンドを使用すると、天気情報や交通チェックなど、Googleアシスタントと連携したサービスの通知を受け取ることが可能です。

GoogleアシスタントはGoogle Play MusicやSpotifyといった音楽ストリーミングサービスとも連携しますので、「Spotifyで曲を再生」と話しかけると、高品質で音楽を楽しめます。

「EVEREST 710GA」は音楽を再生する性能も高い

Bluetooth 4.2に準拠した「EVEREST 710GA」の対応プロファイルは、A２DP 1.3、AVRCP 1.6、HFP 1.7、HSP 1.2の４種類で、コーデックはSBCです。

最大２台までデバイスを同時接続可能な「マルチポイント機能」も搭載します。そのため、１台のスマホで音楽を聴きつつ、別のスマホで電話を受けることも可能です。

JBLの独自技術である「ShareMe 2.0」を搭載し、「EVEREST 310GA」だけでなく、Bluetoothを搭載した他社のヘッドホンとリンクができます。ワイヤレスを介して、１つの音源を２台同時に再生できるのです。

「EVEREST 710GA」は世界最小クラスの高性能5.8mm径のダイナミックドライバを採用しました。そのため、クリアで抜けの良い中高音と、タイトでスピード感のある低音を楽しめます。

また、耳を覆う「ハウジング」部分にマイクを内蔵するため、エコーキャンセル技術による高品質なハンズフリー通話が可能になりました。

気になる「EVEREST 710GA」のラインナップと価格は？　

「EVEREST 710GA」は40mm径のドライバーを搭載し、ガンメタルとシルバーの２つの色を用意しています。２時間の充電で、最大約25時間の連続再生が可能です。

価格はオープンプライスで、直販価格は「EVEREST 710GA」が24,880円、「EVEREST 310GA」が19,880円、「EVEREST 110GA」が9,880円になっています。

※すべて税別価格