IoT製品を販売するリンクジャパン
ePlugのほかにも、見守り機能をもった「eCamera」や、温度、湿度、明るさなどをセンサーで監視する「eSensor」など、IoTに対応した製品を販売するのが、リンクジャパンです。
Google HomeやAmazon Echoといったスマートスピーカーの登場以来、家庭内にIoT対応の製品が増えました。
リンクジャパンの製品開発のコンセプトは「環境にやさしく生活を快適にするデバイス」であり、ePlugは2018年7月にリンクジャパンが販売を開始したIoT対応のプラグです。
IoTに対応しない家電にも使用できる
Google HomeやAmazon Echoに対応したスマート家電は増えつつあります。「オッケー、Google」という呼びかけのあと、Google Homeに向かって命令すると、家電をコントロールできるのが「スマート家電」の仕組みです。
スマート家電があれば、外出中でもスマホから遠隔操作でコントロールできるので、非常に便利になるでしょう。しかし、Google Homeなどのスマートスピーカーに家電本体を対応させる必要があるといった難点もあります。
そこで利用したいのがePlug です。ePlugの利点は、メーカーや年代に関係なく、プラグひとつで、スマートスピーカーや、スマホからの遠隔操作に対応できることであり、非常に便利なものとなっています。
ePlugがあれば、自宅に帰る前に部屋を涼しくするために扇風機の電源をオンにしたり、朝起きる前にタイマー機能を使ってコーヒーを沸かしたりできます。リモコンのついていない家電をIoT化するのに最適な製品だといえるでしょう。
連携アプリで操作するePlug
スマホに連携アプリをインストールし、アプリからePlugを操作します。Android用あるいはiOS用の「eHome」アプリをダウンロードし、スマホにインストールします。
アプリを起動すると、アカウントを作成します。メールアドレスを登録するか、Facebookのアカウントと連携させるかのいずれかを選択します。なおGoogle Homeと連携させるためには、メールアドレスまたは電話番号を登録する必要があります。
eHomeアプリ用のアカウントを作成すると、次は連携させるデバイスを登録します。ePlugを電源に差し込み、Wi-Fiでデバイスを登録します。
eHomeアプリで、複数台の家電を操作できるのはもちろん、複数台のePlugを管理できます。
eHomeアプリからは、ePlugに挿した家電がオンなのかオフなのかをリアルタイムで確認できます。外出後に電源を消し忘れたか不安な場合でも、安心して確認可能です。
ePlugにはタイマー機能も搭載されているため、起床時間の15分後にコーヒーメーカーをセットすることなども可能です。またリピート機能を利用して、曜日別や時間帯別の繰り返しも行えます。
リンクジャパンのほかのスマート製品とも連携可能
リンクジャパンでは、温度や湿度といった情報をモニタリングする「eSonsor」や、リモコンのついた家電を操作できる「eRemote-mini」を販売しています。ePSonsorやeRemote-miniをePlugと連携させることで、自宅をさらにスマート化できます。
ePlugとeSensorを連携させると、温度が30度を超えると扇風機をつけるといった操作も可能ですし、eRemote-miniと連携させると、リモコンを搭載した家電の電源のオンやオフもできます。
メーカーや年代が気になる場合でも、eRemoteにリモコンの赤外線を記憶させて、さまざまな家電をコントロールすることが可能です。
音声での操作も可能で、Google Homeなどのスマートスピーカーと連携できます。「オッケーGoogle」の呼びかけのあとに命令すると、電源のオンオフも音声だけで行なえます。
気になるePlugのラインナップと価格は?
販売されているePlugは、電力測定が可能なモデルと、電力測定できないモデルの2種類があります。どちらのラインナップも、縦横55mm、幅33mmになっています。
ePlugは2018年8月現在、Amazonでのみ販売されています。電力測定できないモデルのみ発売されており、通常価格は税込みで4,280円です。
※2018年8月現在のAmazonでの価格で、変動する可能性があります。ご注意ください。