Google Home Miniの細かな不満点を解消するZolo Mojo
Google Home Miniは、多くの称賛をもってスマートホーム市場に受け入れられましたが、完璧ではありません。ライトが見にくかったり、音質が不満だったりといった声も散見されます。
AnkerがリリースしたZolo Mojoは、これらの問題を改善したオプション製品のように思えます。
まずは、MojoとGoogle Home Miniのデザインについて見ていきましょう。個人的には、Zolo Mojoの実用性には大いに惹かれますが、デザイン面ではあまり洗練されているとは言い難いです。
Google Home Miniのファブリック素材を使ったデザインは、そこにスマートデバイスがあると感じさせない、生活に溶け込んだデザインで、非常に洗練されています。
一方、Zolo Mojoの「ソーダ缶」のようなデザインは、洗練されているとは言い難いですが、ほとんどの場所でそれほど違和感なくフィットします。
Mojoにはミュートボタンが搭載されていて、ボタン一つでGoogleアシスタントを停止させることができます。Google Home Miniではミュートは音声コマンドを通して実行されるため、そのプロセスは、時に少し煩わしいものです。
また、スピーカーの上部のライトがMojoでは前面に向いており、より視認しやすくなっています。しかし、Mojoのハードウェアデザインには2つ欠点があります。
1つ目の欠点はタッチコントロールについてです。
Zolo Mojoの上部はタッチスクリーンになっており、いくつかの操作が実行可能ですが、これがあまり直感的な操作を受け付けていません。例えば、音楽の音量を調整しようとすると、ふいに一時停止させてしまうようなことがしばしば起こります。
これはアプリからの操作や、音声で代用できますが、時にはフラストレーションをためる原因になります。
2つ目の欠点は電源ケーブルです。
Mojoのケーブル端子は、microUSBやUSB-Cではなく、独自の規格となっています。これはデバイスの柔軟性を損ない、ケーブル不調時の取り扱いを難しくします。
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