Hueの約半額の値段!
Sengled Element ColorはHueのほぼ半額であるため、Hueと同じ値段で電球を2つも入手可能です。これは、Hueと競争するにおいて有力な要素ですが、いくつか妥協点があります。
まず、ライトを制御するために使用するアプリはそれほど操作項目が多くなく、Hueよりも多少反応は悪くなります。
それでも、Sengledの電球は堅実に機能し、価値のある選択肢として考慮に値するほど十分に機能します。
従来の白熱電球のような雰囲気を持つ設定は、デフォルトの柔らかい白色光の設定だけであることを考えると、主光源としてよりもアクセントライトとして優秀なようにも思えます。
つまり、色の変化するスマートライトのより安価なエントリーポイントを探しているならば、あまり満足できない可能性がありますので、その点は注意が必要です。
Sengled Element Color Plusは、スターターキットの販売と、電球単体の両方で販売されています。スターターキットは電球2つとハブのセットで、約80ドルで販売されています。
Amazon Echo Plusなど、Zigbeeハブをすでに所有している場合は、そちらでも代用可能ですが、Sengledの専用ハブ以外を使用すると、アプリによる操作が不可能になります。
単品で電球を2つ購入する場合に比べて20ドルの違いがあり、この価格差をどう捉えるかは、個々の生活スタイルに依存するかもしれません。
抜群の省電力!カラー時には少々パワー不足も
ここで、Sengled Element Color Plusの実際の数字を見てみましょう。デフォルトの設定では、Sengledは800ルーメンの光を放ちます。これは60ワットの白熱電球の場合とほぼ同じですが、実際の消費電力はわずか9ワットです。
光度を測定してみても、775ルーメンとほぼ同じ水準です。これは、ほぼ誤差の範囲内であり、カタログ通りのスペックと言えます。消費電力を考えると、これは素晴らしく効率的です。
また、アプリではいくつかのプリセットだけでなく、色温度をメーターで調整できます。最も暖かいものは色温度が1,993 Kで鈍いオレンジ色になり、最も寒色設定だと6,059 Kの青白い光になります。
これらの光はいずれもそれほど明るくはありませんが、それぞれ229および373ルーメンになっています。たとえるならば、ろうそくのようなものです。
これは、おそらく夜間照明としては機能するでしょうが、昼間の照明としては満足できないでしょう。結局のところ、Sengledを主光源として採用するならば、デフォルトの設定にする必要があるということです。
IFTTTとの連携で無限の可能性