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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.07.01
2019.12.17

電池寿命は約1カ月!圧倒的コスパのスマートウォッチ Amazfit Bip

飽和気味とも報じられることの多い中国スマートフォン市場の中で、コストパフォーマンスの高い魅力的なデバイスを発表し続けるXiaomiですが、その傘下企業で実質的ウェアラブル部門となっているHuami(Huaweiと混同しないようにご注意ください)もまた、Amazfitのブランドで魅力的なウェアラブルデバイスを発表しています。

今回紹介するAmazfit Bipは、Xiaomi由来の抜群のコストパフォーマンスと高性能を併せ持った、一押しスマートウォッチです。

記事ライター:iedge編集部

バッテリーは一カ月持続!

Amazfit Bipは99ドルと非常に安価ながら、一度の充電で約一カ月間バッテリーが持続するフィットネススマートウォッチです。スマートフォンとペアリングして通知を受信するシンプルな機能から、腕に直接振動を与えて目を覚ますためのアラーム、GPSでのトラッキングなど、フィットネストラッカーとして必要な機能を備えています。

もちろん、フル機能のスマートウォッチのような充実した機能こそ搭載していないものの、これがわずか99ドルで購入可能であることを考えれば、驚きのコストパフォーマンスです。

 

名機Pebbleの後継なるか

Amazfit Bipのデザインを見てみると、Apple Watchと、2017年にサポート終了が発表されたPebble Timeの中間のように見えます。

ただ、機能的な部分にも着目してみると、Amazfit BipはPebble Timeのほうにより近いかもしれません。

Amazfitのディスプレイには、Pebbleにも搭載されていた、画面オフ時でも液晶に情報を表示できる反射型カラーメモリ液晶が採用されています。Pebbleよりも色数が多く、解像度も高いため、より視認性が高くなっています。

また、常時点灯は非常に便利で、しばしばスマートウォッチの欠点として挙げられる、時間を確認しようとしても液晶が点灯しておらず、液晶をつけるためにワンクッション必要な点を華麗にクリアしています。

インターフェースの操作はタッチスクリーンで行われますが、有効にするには竜頭の位置にあるボタンを押す必要があります。これは常時点灯のメモリ液晶の使用上必須なことで、誤操作を防止する役割も担うため、有用な機能になり得ます。

ボタンを長押しすることで起動できるショートカットも選択可能です。野外ランニング、サイクリング、トレッドミル、ウォーキングなど、特定の身体活動をボタンに紐づけて計測開始のトリガーとすることが可能です。

下にスワイプすると接続状態、バッテリー残量が表示され、通知を無効にするモードを切り替えることができます。上にスワイプしていくと、通知を確認していくことが可能です。

右にスワイプすると残念ながら何も起こりませんが、左にスワイプすると7つのタイルが表示され、歩数や心拍数、移動距離などを詳しく知ることができます。これらのタイルは、Mi Fitアプリで配置を並べ替えることが可能です。

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驚異のコストパフォーマンス

 

驚異のコストパフォーマンス

Apple Watchや他のフル機能のWear OSスマートウォッチの場合、マルチタスク機能などその高価格を正当化する豊富な機能を提供しますが、99ドルのAmazfit Bipに関しては、そこまでは望めません。

それでも、Amazfitはそれらのハイエンド製品と比べて、バッテリー持続時間において圧倒的に有利に立っています。

たとえば、電池もちで優秀と言われるスマートウォッチのSamsung Gear Fit 2では、バッテリー持続時間は公称三日間であり、Amazfit Bipとは比較にならないほど短い水準です。

また、Amazfit Bipの公称持続時間は30日間ですが、機能を最小限に抑えることで最大45日間バッテリーが持続するとのことです。

 

常時表示、バッテリー持ちに魅力を感じるなら間違いなくおすすめ

Amazfit Bipは、毎日ウェアラブル端末を充電することや、すぐに時間を確認できないことを理由にスマートウォッチを避けるユーザーには、ピンポイントで魅力的なガジェットです。

同じような価格帯のFitbit Charge 2やSamsung Gear Fit 2など、Google Fitを搭載した手頃な価格のスマートウォッチでは、さらに多くのアクティビティがサポートされています。

Amazfit Bipの機能は、将来のアップデートでさらに拡張される可能性がありますが、現状でも必要十分なものです。ウォーキング、ランニング、サイクリング、トレッドミルの計測が可能です。

残念ながら、日本国内の正式販売はされていませんが、Gearbestなど海外通販サイトで購入することも可能です。2018年6月現在、中国版が9,095円(送料532円別)、グローバル版が8,076円(送料無料)で購入可能です。

ただし、注意点としては、グローバル版では日本語表示が不可になっていること、中国版ではマニュアルや設定等の表記が中国語になっていることが挙げられます。技適マークの問題などもありますので、購入する際は自己責任で、その点を十分に注意してください。

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