バッテリーは一カ月持続!
Amazfit Bipは99ドルと非常に安価ながら、一度の充電で約一カ月間バッテリーが持続するフィットネススマートウォッチです。スマートフォンとペアリングして通知を受信するシンプルな機能から、腕に直接振動を与えて目を覚ますためのアラーム、GPSでのトラッキングなど、フィットネストラッカーとして必要な機能を備えています。
もちろん、フル機能のスマートウォッチのような充実した機能こそ搭載していないものの、これがわずか99ドルで購入可能であることを考えれば、驚きのコストパフォーマンスです。
名機Pebbleの後継なるか
Amazfit Bipのデザインを見てみると、Apple Watchと、2017年にサポート終了が発表されたPebble Timeの中間のように見えます。
ただ、機能的な部分にも着目してみると、Amazfit BipはPebble Timeのほうにより近いかもしれません。
Amazfitのディスプレイには、Pebbleにも搭載されていた、画面オフ時でも液晶に情報を表示できる反射型カラーメモリ液晶が採用されています。Pebbleよりも色数が多く、解像度も高いため、より視認性が高くなっています。
また、常時点灯は非常に便利で、しばしばスマートウォッチの欠点として挙げられる、時間を確認しようとしても液晶が点灯しておらず、液晶をつけるためにワンクッション必要な点を華麗にクリアしています。
インターフェースの操作はタッチスクリーンで行われますが、有効にするには竜頭の位置にあるボタンを押す必要があります。これは常時点灯のメモリ液晶の使用上必須なことで、誤操作を防止する役割も担うため、有用な機能になり得ます。
ボタンを長押しすることで起動できるショートカットも選択可能です。野外ランニング、サイクリング、トレッドミル、ウォーキングなど、特定の身体活動をボタンに紐づけて計測開始のトリガーとすることが可能です。
下にスワイプすると接続状態、バッテリー残量が表示され、通知を無効にするモードを切り替えることができます。上にスワイプしていくと、通知を確認していくことが可能です。
右にスワイプすると残念ながら何も起こりませんが、左にスワイプすると7つのタイルが表示され、歩数や心拍数、移動距離などを詳しく知ることができます。これらのタイルは、Mi Fitアプリで配置を並べ替えることが可能です。
驚異のコストパフォーマンス