マットレスの下に挿し入れれば、睡眠を自動で追跡!
Nokia Sleep自体の設定は素早く簡単に行うことが可能です。Nokia Sleepをマットレスの下、ちょうど胸部にあたる部分へ入れ、プラグを挿し込み、Health Mateアプリを通じて設定を行います。
このアプリでは、アカウントの作成、Nokia Sleepとのペアリング、Wi-Fiへの接続など、設定手順を追って説明してくれます。
設定完了後は、Nokia Sleepを敷いて寝れば、睡眠中のあらゆるデータが集められ、翌朝アプリ内で簡単に確認可能です。単に睡眠時間を表示するだけではなく、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠など、睡眠の状態に関しても正確に計測してくれます。
入眠するまでにどれくらいの時間がかかったか、起床してからどれくらいの時間ベッドにいたのかも測定します。これらの測定したデータを総合して、睡眠スコアが100点満点で評価されます。
IFTTTとの連携で、数々のスマートデバイスとリンク!
Nokia SleepはIFTTTに対応し、ほかのスマートデバイスとの連携が可能になっています。例えば、夜遅い時間にベッドに横になれば、照明がオフになるように設定することも可能です。起床すると同時に照明がオンにして、目覚ましとして利用することもできます。
ただ、Nokia Sleep自体には目覚まし機能が搭載されていません。上記の照明を目覚ましに使う方法では、HueをはじめとしたIFTTT対応端末を持っていなければならないため、留意しておく必要があります。
一方、Fitbitなどの活動量計では、睡眠が浅いタイミングで手首に直接振動を当ててユーザーを起床させる機能が好評を博しています。それだけに何らかの形で単独で目覚ましとして機能するような要素が欲しかったのは事実です。
ただ、マットレスの下に挟むというデバイスの性質上、目覚まし機能が実装できないのは仕方がない部分もあります。
また、スマートフォンを使わずにNokia Sleepを使わないユーザーはいないでしょうから、スマートフォンを目覚ましとして利用することは可能で、それで十分実用的ですから、大きな支障はないと言えるでしょう。
睡眠習慣を改善する機能搭載