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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.06.03
2019.12.27

材料をそろえて入れるだけで料理ができるスマートオーブン Bosch HBE5452UC

スタイリッシュで高級感のある家電製品を作り続けているBosch。今回はそんなBoschが発売したオーブンBosch HBE5452UCを紹介します。

スタイリッシュなデザインと、オーブンとしての高機能、さらにはスマートホームインテグレーションにより、さらに上のレベルに引き上げられたオーブンです。順に見ていきましょう。

記事ライター:iedge編集部

どんなキッチンでも目を引く魅力的なデザイン

Bosch HBE5452UCは、どんなキッチンにあっても、非常に目を引くことでしょう。黒いガラスとステンレス製の外装や、独特のリングコントロールパネル(TFTディスプレイ付き)は、高級感を醸し出しています。

リングコントロール内の円に沿った赤い線のおかげで、オーブンの加熱や調理の状況をディスプレイで見ることもできます。さらに、TFTディスプレイには、設定した温度に近づくと温度が表示されます。

オーブンの扉中には、調理しているものに応じて、取り外しや再配置が容易な3つのシルバーラックが設置されています。ラックは5つの位置に自由に再配置できます。

サイズはあまり大きくなく、高さ37.8cm、幅48cm、深さ41.4cmです。このサイズでは小さなクッキーシートは敷けますが、標準的なサイズのクッキーシートは敷けません。

また、標準サイズのピザは焼けますが、大型サイズのピザは焼けないため、その点は留意しましょう。大家族で食べる七面鳥を焼くのにもサイズが不足しています。

ただ、Bosch HBE5452UCはもともと24インチのオーブンとして開発され、宣伝でもそれを打ち出しているため、サイズが小さいことはそれほどマイナスにはならないかと思われます。

さらに目を引くのは、オーブンの設定を制御するユニークなリングです。これは、ほかのオーブンに見られるボタンプッシュコントロールとは少し異なります。

コントロールできる内容に関しては、非常に多岐にわたり、圧倒されてしまうほどですが、実際の操作自体は直感的なものです。

液晶の脇の黒い部分には、電源ボタンとスタート/ストップボタン、メニュー、時計、インフォメーション、チャイルドロックのボタンが配置されています。

また、ディスプレイの中央にあるサークルは、加熱温度の決定から調理オプションの選択まですべてを行うことができるタッチスクリーンになっています。

オーブン機能としては、ピザ用を含むいくつかの特定の料理用の設定、ロースト設定、対流マルチラック設定、スロークック設定、プルーフ設定(生地または酵母の発酵用)、解凍設定、ベーキング設定、温め設定など、多岐にわたります。

鶏肉やパンを焼くことから、皿の料理を温めることまで、すべてを行うことができます。

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簡単調理が可能

 

アプリに登録されているレシピで簡単調理が可能

Bosch HBE5452UCはスマートホームシステムの一部になることを目指して、多くのプラットフォームやデバイスとの連携、スマート機能を有しています。

本体上部にも、「Home Connect」ボタンを搭載しており、すぐに呼び出せるようになっています。

iOS/Android向けのアプリはかなり充実していて、食材を準備してオーブンに入れるだけで、後は調理してくれるという注目のレシピ機能があります。

また、オーブンをスマートフォン経由で予熱し、準備ができたら通知を受け取ることもできます。スマートフォンからオーブンの温度を調整することも可能です。

今後、レシピのデータベースが更新されていく予定で、さらに便利なクッキングライフが実現することでしょう。

Bosch HBE5452UCのアプリを開くと、右上にオン/オフボタンがあります。それをタップすると、オーブンの電源が入ります。画面上部には空のオーブンが映されています。「オン」をタップすると、まるでオーブンの中にライブカメラがあるかのように、内部が光ってきます。

最初にこれを見ると、本当にオーブンの中にライブカメラが搭載されているのかと勘違いしてしまうかもしれませんが、表示されているのはあらかじめ要された写真です。本当にこれが実現してしまえば、まさに未来的な技術であり、今後の開発に期待が高まります。

 

日本での発売に期待

Bosch HBE5452UCは魅力的な商品で、1,999ドルと高額かつサイズが小さいことを除けば、非の打ちどころがありません。アプリも実質的にフル機能のリモコンとして機能します。

Bosch HBE5452UCのデザインが気に入って、約2,000ドル出す価値があると感じたならば、それはこれ以上ない選択肢となるでしょう。

2018年現在、日本では正式発売されていない製品のため、日本国内で導入されるかどうかはまだ不明ですが、発売された際にはぜひともチェックしてみましょう!

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