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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.04.26
2019.12.27

MESHの可能性は無限大。アイデア次第でいろいろなモノが作れるMESHをご紹介

ソニーから発売されているIoTデバイスMESHは、アイデア次第であなたの遊び心も簡単に形にできてしまう人気商品です。大人から子供まで楽しめるMESHについて、基本的な情報や、簡単な使い方などをご紹介していきます。

記事ライター:iedge編集部

そもそもMESHとは?

MESHはさまざまな機能を持ったIoTデバイスで、小さなブロック状になっている電子タグです。

人感タグ、明るさタグ、動きタグ、温度・湿度タグ、LEDタグ、ボタンタグ、GPIOタグの7種類が販売されています。

使い方はとっても簡単で、MESH専用のアプリをスマホやタブレットにインストールして、Bluetooth経由でMESH本体とスマホをペアリングさせれば、準備は完了です。

アプリ上には、MESHの種類や、MESHに持たせたい仕組みがアイコンで表示されているため、直感的に操作することが可能で、あとはあなたがどのMESHにどんな仕組みを持たせたいかを決めて、アイコンをドラッグ&ドロップすれば完成です。

いわゆるプログラミングになりますが、プログラミング言語などを覚える必要は一切ありませんので、難しくなく、覚えてしまえば子供でも使いこなすことができます。

MESHを使って具体的にどんなことができるのか、ごく簡単なMESH活用例をご紹介します。

準備するものは温度・湿度タグとMESHアプリをインストールしたスマホのみです。

MESHアプリを立ち上げてCanvas画面を開いたら、紫色の温度・湿度タグのアイコンを2秒ほど長押しして本体とペアリングし、完了したら画面下にある紫色の温度・湿度タグを画面の中にドラッグ&ドロップします。

続いて、Gmailタグをドラッグ&ドロップして温度・湿度タグと組み合わせます。

あとは「温度が30度以上になったらメールを送信する」「25度以下になったらメールを送信する」などの仕組みをカスタマイズしていくだけです。

これで、たとえばあなたが外出中などに部屋の温度が設定した温度になり、それをMESHが検知したら、即座にスマホにメールが届くという仕組みが出来上がります。

なお、メールのタイトルや本文をあらかじめ作成しておくことができますので、何のメールなのかもすぐに分かります。

ほかにも、MESHのボタンタグとスピーカーのアイコンを組み合わせて「ボタンを押せばスマホから音が鳴る」という仕組みを作ったり、同じく、ボタンタグとカメラのアイコンを組み合わせて「ボタンを押したら写真が撮れる」という仕組みを作ったりすることもできます。

これらはMESHの簡単な使い方の例ですが、複数のMESHを連携させたり、複数の仕組みを持たせて連携させたりすることも可能ですので、MESHはアイデア次第で実にいろいろなことができるようになります。

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MESHの価格やさまざまな使い方

 

MESHの価格やさまざまな使い方

MESHは人感タグ、明るさタグ、温度・湿度タグ、GPIOタグがそれぞれ6,980円、動きタグ、LEDタグ、ボタンタグがそれぞれ5,980円で販売されていますが、全種類揃えたいならMESHアドバンスセット37,980円がお得です。

なお、初めての方向けにMESHスターターキットも販売されていて、ボタンタグ、LEDタグ、動きタグがセットで、14,980円にて購入することができます。

そのほか、2,970円で、はじめてのMESH GPIOキットも販売されています。MESHのGPIOと組み合わせてモーターを回したり、LEDを点灯したり、ブザーを鳴らしたりといった実験ができる電子部品のセットになりますが、GPIOタグ自体は付属しませんのでご注意ください。

MESHの価格や購入について詳しくは商品一覧にてご確認ください。

また、MESHの公式サイトではレシピいうページが用意されていて、ここにはMESHのさまざまな使用例が掲載されています。

親の安否確認、セキュリティシステム、消し忘れ防止、自動エサやり装置など、MESHがいかにスグレモノかが分かりますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

IFTTTでさらに広がるMESHの可能性はもはや無限大

MESHはIFTTTを経由して300以上ものデバイスやサービスとつながることもできます。さらに、TwitterやLINEなどのインターネットサービスとも簡単に連携することが可能ですので、可能性はもはや無限大と言っても良いのではないでしょうか。

ハードやソフトなどの詳しい知識や複雑な設定の必要もなく、誰でも高機能のIoTガジェットを作れてしまうMESH、いかがでしょうか?

MESHは大人が便利なモノを自作したり、遊び心を形にしたりするだけでなく、子供の発想力を伸ばしたり、感性を磨いたり、プログラミングに興味を持たせたりすることもできます。

ここでは、MESHの魅力のごく一部しかご紹介できませんが、ぜひMESH公式サイトのレシピなどをチェックして、MESHがいかにスグレモノか感じていただければ幸いです。

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