iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.04.25
2019.12.27

「スイッチを操作するためのスイッチ」スマートプラグも操作できる iDevices Instant Switch

スマートプラグはインターネット接続されていない製品もIoT製品化できる、スマートホームに欠かせない製品です。しかし、家の中にいるときにスマートフォンで操作するのはそれほどスマートでないと感じる方もいるかもしれません。

そんな時、壁のスイッチでスマートプラグを切り替えられれば、なかなか便利なのではないでしょうか。もし、お使いのスマートプラグがiDevices製なら、まさにうってつけの製品があります。

それが、今回紹介する「iDevices Instant Switch」です。iDevices製のスマートプラグとスイッチのオン/オフを切り替え可能で、35ドルのリーズナブルな価格、家庭内のどこにでも貼り付け可能と、シンプルながら、絶妙な機能性を誇る要注目製品です。

記事ライター:iedge編集部

iDevices製の「スイッチを操作するためのスイッチ」

iDevices Instant Switchは、iDevices製の照明スイッチおよびスマートプラグのオン/オフを切り替えることができるBluetoothボタンです。「スイッチのためのスイッチ」と聞くと、かなり奇妙なデバイスのように感じるかもしれませんが、魅力的な製品です。

Instant Switchは、要するに、ヘアの別の場所からオン/オフだけを切り替えるサブスイッチです。例えば、階段の上下片方にしかスイッチが配置されていない場合、スイッチが設置されていないほうにInstant Switchを設置すれば、どちらからでも階段の照明をコントロールできます。

また、Instant Switchとスマートプラグを接続すれば、机の照明、電気ヒーター、こたつ、エアコンなど、従来壁のスイッチから制御できない機器にも壁のスイッチを割り当てることが可能です。

接続はiDevicesアプリ上で両製品をペアリングさせるだけなので、非常に簡単です。Instant Switchは35ドルと比較的安価で、すでにiDevices製品を所有しているなら、かなり価値のあるオプションとなることでしょう。

 次ページ >
アプリでカンタン設定

 

電池を入れて壁に貼り付け、アプリでペアリングするだけのカンタン設定

Instant Switchを使い始めるには、ボタン型電池を背面にはめて、壁に貼り付けるだけです。iDevicesによると、電池は最長で2年間持続するとのことです。

スイッチが青色で点滅すると、iDevicesアプリ上でのペアリング準備が整ったということなので、アプリ上でどのiDevicesガジェットをペアにしたいのかを設定すれば、それですべて完了です。

Instant Switchには、独自のマグネットフェイスプレートと両面テープが付属しているため、家中どこでも好きな場所に貼り付けることができます。既存のスイッチの隣に工具を使って取り付けることも可能です。

設置場所に関しては、かなり柔軟性のある製品のため、どこでどのように使用するか、あらゆる可能性が考えられます。設置面に関しても、かなり親切なつくりとなっており、まっすぐ壁に貼り付けるのに役立つ水準器も搭載しています。

 

あまりに機能がシンプルすぎて少々物足りない場面も

ひとつ注意する点があるとすれば、Instant SwitchはiDevices製品以外に連携することができないところです。iDevices以外のスイッチやスマートプラグはもちろんのこと、iDevices製品が対応しているApple HomeKitとの連携機能もありません。

Instant Switchは、ただ単純に、iDevicesのスイッチとスマートプラグのオン/オフを切り替えることだけに特化した製品となっています。

さらに、一度に1つの製品とペアリングすることしかできず、事前に複数の動作や複数の機器の動作をプログラムして、トリガーとして使用するといった利用法も、残念ながらできません。

純粋にiDevicesのサブスイッチだけに特化したシンプルな機能に魅力を感じる場合、Instant Switchは非常に優秀なスマートホームオプションとなり得ます。一度にすべてを制御したいという場合は、他の製品を探したほうがいいかもしれません。

ただ、Instant Switchは35ドルで、既存のiDevices製品に対して直感的で安定したサブスイッチ機能を追加できるという点で、魅力的なデバイスです。

現在、iDevices製品を使用している場合は、是非チェックしてみるといいでしょう。スマートホームに新たな広がりが出て、生活がより豊かに彩られるかもしれません。

関連記事

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

トラックボールとは?知れば知るほど根強い愛用者がいる理由がわかる!

パソコンでカーソルを操作するデバイスは、マウスだけではありません。トラックボールというデバイスがあります。多くの人が使っているわけではありませんが、根強いファンがいます。人によっては、トラックボールが ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.08.24

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.