Phillips Hueがもっと便利になるHue Dimmerスイッチとは?
Phillips Hueは、生活に彩りを与え、豊かにしてくれる画期的なスマート照明です。
いつもの生活空間を自分好みの色に変えたり、シーンごとに最適な照度や色調を選んだり、音楽やゲーム・映画とシンクロさせて感動的な空間を演出したりなど、使い手の想像力次第で日常を劇的に変化させてくれます。
そんな夢のようなPhillips Hueには唯一、物理スイッチがないという弱点がありました。
今回ご紹介するHue Dimmerスイッチの出番という訳です。Hue Dimmerスイッチは、Phillips Hueの物理スイッチなのです。
Hue Dimmerスイッチはその名前からも分かるようにスイッチ型のデバイスで、電池式のため、配線不要、壁に貼り付けたり、手にとってリモコンとして使ったりすることができます。
Hue Dimmerスイッチ本体と、同包されているベースプレート(台座)はマグネット式になっています。ベースプレートを両面テープなどで壁に貼り、Hue Dimmerスイッチをくっつけておけば、そのまま壁型ボタンとして使えます。
なお、Hue Dimmerスイッチは既存の壁型スイッチと並べても違和感がないサイズなので、設置場所に悩むことはほぼありません。
Hue Dimmerスイッチでできることはオン・オフ・増光・減光の4アクションで、アプリの設定からオンボタンに4種類のお気に入りシーンをセットすることができます。
セットしたシーンはHue Dimmerスイッチのオンボタンを押す回数によって簡単に切り替えることが可能です。
Hue Dimmerスイッチのセットアップ方法は超シンプル
Hue Dimmerスイッチを使用するためには、ハブとなるPhillips Hueブリッジが別途必要になりますが、すでにPhillips Hueを持っている人はHueブリッジも持っていることになるため、これから購入予定の人だけ覚えておきましょう。
スマホにPhillips Hueアプリをインストールして立ち上げたら「アクセサリーのセットアップ」から「+」をタップしてHue Dimmerスイッチをセレクトし、初期設定であれば「オプション1」を設定します。
Hue DimmerスイッチのLEDがオレンジ色に点滅しているのが確認できたら「LEDの点滅」をタップすれば、Hueブリッジが認識してくれるようになりますので、利用場所の指定やオンボタンにセットするシーンを決めて完了です。
「4つのライトレシピ」として「くつろぐ」「本を読む」「集中する」「やる気を出す」という4つのシーンがプリセットされていますので、Hue Dimmerスイッチのオンボタンにそれらを割り当てることもでき、オリジナルのシーンを設定することもできます。
なお、Hue DimmerスイッチのLEDがオレンジに点滅しない、という場合は一度Hue Dimmerスイッチを裏返してセットアップボタンを長押しする必要があります。
Hue Dimmerスイッチの仕様や価格は?
Phillips Hueの調光がスムーズに行えるだけでなく、シーンの切り替えも簡単にできてしまうHue Dimmerスイッチ、壁に貼り付けても手にとってリモコンとしても使える大変便利なアイテムです。
電池式とお伝えしましたが、Hue Dimmerスイッチで使用する電池はボタン型のリチウム電池CR2450です。カタログベースでは最小電池寿命3年となっていますが、使用状況などによって異なります。
なお、Hue Dimmerスイッチの寿命はクリック5万回とのことですが、単純計算で1日10回365日使っても14年弱使えるということになりますので、そう心配することはないでしょう(保証は2年間です)。
そのほかの仕様として、操作可能距離は約12m、1台のHue Dimmerスイッチで最大10個のランプをコントロールすることができます(Hueブリッジにリンクしていない場合)。
最後にHue Dimmerスイッチの価格ですが、2018年2月現在、Joshinでは3,110円、Amazon.co.jpでは3,414円で販売されています。
Hue DimmerスイッチはAmazon Alexa認定取得製品のため、もしAmazon Echoを持っているなら「Alexa、~」でHue Dimmerスイッチの音声コントロールも可能になります。
Phillips Hueがある生活をより便利で快適なものにしてくれるHue Dimmerスイッチ。
非日常空間演出のお供にぜひ、1台購入してみてはいかがでしょうか?