40ドルでSiriコントロール可能に
WeMo HomeKit Bridgeの価格は40ドルと、スマートホームハブとしては比較的リーズナブルです。
また、WeMo MiniやWeMo Dimmerのような現在発売されているデバイスだけでなく、WeMo Motion Detectorや旧世代のWeMo Switchesなど、すでに販売されていないデバイスにおいても動作します。
WeMoデバイスをSiriでコントロールできるようになったため、WeMoはAlexa、Googleアシスタントを含む主要音声アシスタント3種に対応しました。
AlexaやGoogleアシスタントを利用する際にWeMo HomeKit Bridgeのようなハブは必要ありませんが、Amazon EchoやGoogle Homeなどのデバイスが必要となります。
WeMo HomeKit Bridgeを使えば、iPhoneやiPadからコントロールが可能になるほか、Apple HomePodからもコマンドを送信することもできます。
ケーブルをつないでコードを入力するだけの簡単設定
WeMo HomeKit Bridgeを使用するには、付属のMicro-USBケーブルを電源コンセントに差し込み、付属のLANケーブルでルーターに接続します。LANケーブルの長さが約23cmと短いため、無線接続には対応していないのが少々残念です。
設定前にWeMo HomeKit Bridge背面にある8桁のHomeKitコードの写真を撮っておくことをお勧めします。これが設定で使用するコードとなります。
iPhoneのカメラでコードを写すだけで入力可能ですが、既に接続されたWeMo HomeKit Bridgeの背面を写すことは少々面倒です。幸いにも、手動でコードを入力することもできるため、撮っておいた写真が役立ちます。
コードを入力さえすれば、設定はすべて完了です。自宅のWi-Fiネットワークに接続されているWeMoデバイスは、WeMo HomeKit Bridgee経由で信号を自動的にルーティングします。
そのため、個々のデバイスをHomekitアプリに追加する必要はありません。Bridgeをセットアップした後に設置するWeMoデバイスについても同様です。
それでも、WeMoとHomeKitの統合は完全にシームレスではありません。 WeMo Motion Detectorはサポート対象内で、WeMo HomeKit Bridgeのインストール後にHomekitアプリに表示されるはずですが、認識させるのに少々時間がかかりました。
一方、WeMo Coffeemaker、WeMo Crock-Pot、WeMo LEDなどのニッチな製品はサポートされていません。ただ、かなりニッチな製品のため、これは短所とはならないでしょう。
自宅外からのコントロールが少々面倒