スマホで家電をコントロールできるIoTデバイス
IoTを取り入れた暮らし=スマートホームを最も手軽に体験できるデバイスの一つとして、スマートリモコンがあります。
たとえばNature Japan株式会社のNature Remoやラトックシステム株式会社のスマート家電コントローラ REX-WFIREX2など各メーカーからさまざまなスマートリモコンが発売されています。
これらは、赤外線リモコンを使用する家電の赤外線信号を学習して記憶することができ、専用アプリをインストールしたスマホを通じて、外出先からでもエアコン、テレビ、照明、お掃除ロボットなどの家電をコントロールすることができるようになります。
帰宅前にエアコンをオンにして部屋を暖めておく、消し忘れてしまったテレビを外出先からオフにする、旅行中の防犯のために夜は照明をオンにする、など遠隔操作できるようになることで、今までさまざまなメリットを享受することができます。
Nature Remoは特にGoogle HOMEやAmazon Echoにも対応しているサードパーティーですので、「Ok Google、テレビをつけて」「Alexa、照明を消して」など音声コマンドで家電をコントロールすることも可能になります。
価格はNature Remoが13,000円、REX-WFIREX2が8,000円となっています(いずれも税別)。
また、株式会社リンクジャパンのePlugは逆の発想をしたデバイスで、赤外線リモコンを使用しない家電をスマホからIoTを駆使してオンオフできるようになるというものです。
ePlugに接続した家電で、かつ赤外線リモコンを使用しない家電であればメーカー、型番、年式などに関係なく、扇風機、コーヒーメーカー、デスクライト、ネットワークカメラなどを外出先からでもコントロールすることができます。
オンオフ以外の機能としては、スマホからIoTで稼働状況をリアルタイムに確認できたり、タイマー設定で起床時間の10分前にコーヒーメーカーをオンにしたり、といったことも可能です。
Amazon EchoやGoogle HOMEとも連携予定とのことですので、音声コマンドでコントロールすることもできるようになるでしょう。
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