3大キャリアから一斉に発表された低廉な料金プランは、一見するとどれも横並びのように見えます。しかしながら、実は機能などに細かい違いがあり、適当に選んでしまうと後から後悔するかもしれません。この記事ではそんなahamo、povo、LINEMOの料金と機能を徹底比較し選び方を解説します。
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- 基本料金に大きな差はなし
- 機能面ではいろいろと差が
- 自分の使い方を考えて選ぼう
3大キャリアから一斉に発表された低廉な料金プランは、一見するとどれも横並びのように見えます。しかしながら、実は機能などに細かい違いがあり、適当に選んでしまうと後から後悔するかもしれません。この記事ではそんなahamo、povo、LINEMOの料金と機能を徹底比較し選び方を解説します。
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基本料金については大きな差はありません。各社とも月々20GBまでの高速通信がついていて、ドコモのahamoが2,970円、auのpovoが2,728円、ソフトバンクのLINEMOが2,728円です。ahamoが少し高いのは5分間の通話料無料がついているからですが、どこも大きな差はありません。
また、速度制限時の速度は1Mbps、通話料も30秒当たり22円と判を押したように同じです。
しかしながら、ここだけを見て選んでしまうと損をするかもしれません。さらに細かい機能について見てみましょう。
基本部分だけ見ると差がないように見えますが、さらに細かい機能に目を向けるといろいろと差が見えてきます。
最大の違いは5分間の通話定額の扱いです。ahamoはデフォルトで5分間通話定額がついていますが、povoとLINEMOは月額料金550円のオプション扱いとなっています。このオプションをつけると月額料金は3,278円となり、ahamoよりも高い料金設定です。
最近はLINEなどの通話ができるSNSの普及で電話をする機会は少ないかもしれません。まずはこの5分間の通話定額が必要かどうかを選定基準とするといいでしょう。
また、かけ放題オプションについても5分間通話定額がセットになっている分ahamoが1,100円/月と安く、ほかは1,650円/月となっています。よく電話をするならahamoを選ぶのがいいかもしれません。
これまでの携帯電話キャリアは端末を販売しているのが当たり前でした。しかしながら、低廉な料金プランブランドであるpovoとLINEMOは端末の販売を行っていません。
唯一行っているのはahamoですが、販売しているスマートフォンの種類は少ないのが現状です。
スマートフォンを自分で入手できる方はどこを選んでも問題ありませんが、契約とセットで入手したいという方はahamoを選ぶといいでしょう。
通信量がかさむと20GB/月という容量はすぐにオーバーしてしまいます。そんなときに利用したいのが容量追加オプションです。3つのプランどれも1GBあたり550円で追加できますが、povoだけ「データ使い放題24時間」というオプションがあります。
これは、利用開始から24時間の間、制限なしに高速通信が行えるというものです。料金220円となっており、うまく利用することで1GBあたり550円オプションよりも費用を抑えられるかもしれません。
LINEMOは「LINEギガフリー」と名付けられた、LINEアプリの通信によってデータ消費が行われない仕組みが導入されています。
これは、トークはもちろんのこと、音声通話やビデオ電話でのデータ消費もゼロというものです。
トークでの位置情報の共有・Liveの利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など一部対象外はあるとのことですが、LINEのヘビーユーザーならLINEMOにすることで月々の通信容量を効率的に使えるかもしれません。
着々と普及が進む高速通信規格の5Gについては、ahamoとLINEMOはすでに対応済みです。povoは未対応ですが、2021年夏に対応するとしています。
5Gを今すぐ体験したい!という方はpovo以外を選ぶといいでしょう。
組み合わせることでマスクを着けたままiPhoneのFace IDが利用できるApple Watchですが、単体で通信ができるCellular版Apple Watchについてはどこも使いづらいのが現状です。
まず、ahamoとLINEMOはどちらもCellular版Apple Watchには非対応です。povoについては、auから移行したユーザーに限り利用可能であり、povoからCellular版Apple Watchを使い始めることはできません。
Apple Watchをこれらのプランで使いたいなら、Wi-Fi版の利用を検討しましょう。
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