AmazonのAIアシスタント「Alexa」を搭載したスマートディスプレイである、第3世代Echo Show 10が2021年4月14日に日本で発売されました。首振り機能を搭載しており、利用者を追尾して常にディスプレイとカメラを向けてくれるのが特徴です。
製品URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B084PVV27Z
この記事のコンテンツ:
- 首振り機能が一番の特徴
- その他の機能も充実
- 部屋のなかの見守りにも便利そう
AmazonのAIアシスタント「Alexa」を搭載したスマートディスプレイである、第3世代Echo Show 10が2021年4月14日に日本で発売されました。首振り機能を搭載しており、利用者を追尾して常にディスプレイとカメラを向けてくれるのが特徴です。
製品URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B084PVV27Z
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このEcho Show 10の特徴は、なんといっても350度回転するモーターを内蔵している点です。スマートディスプレイはスマートスピーカーに比べて多くの情報を画面に表示できる便利なデバイスですが、あらゆる位置からディスプレイが見えるように設置するのはなかなか難しいものです。また、ビデオ電話やビデオ会議においては、カメラに映る位置および角度に自分がいる必要があります。
これに対してEcho Show 10では、スマートディスプレイ自らが利用者のほうを向いてくれます。「Alexa」と呼びかけるだけで、その人のほうを向いてくれ、利用者をとらえた後はずっと追尾することが可能です。家事をするなどして動き回っていても、ちょっと座る位置を変えても常にディスプレイとカメラがこちらを向いてくれるのは便利ですね。
このように声とカメラを利用して利用者を追尾するEcho Show 10ですが、プライバシーにも配慮されています。すべてのデータは端末上でのみ安全に処理・保存され、外部に出力することはないそうです。
首振り機能が一番の特徴ではありますが、Amazonのスマートディスプレイの最上位モデルだけあり、ほかの機能も充実しています。
ディスプレイは10.1インチで1280x800ピクセルのものを内蔵します。スマートディスプレイのなかでは最大級のものであり、動画も快適に見ることができるでしょう。もちろん、タッチスクリーンなので、スマートディスプレイとしての操作も直感的に行うことができます。
スピーカーはステレオスピーカーに加え、サブウーファーを搭載した2.1チャンネル構成です。スマートスピーカーやスマートディスプレイは低音域が不足しがちですが、2.5インチのウーファーユニットによって、アクション映画なども迫力のサウンドで楽しめるでしょう。
スマートディスプレイは便利なものですが、利用の際はプライバシーが気になるかもしれません。Echo Show 10には物理的なカメラカバーや、マイク/カメラのオン/オフボタンがついています。必要なときだけこれらの機能を有効にすればいいので、安心ですね。
また、カメラはEcho Show 5や8の10万画素に対して、はるかに高画質な1,300万画素のものを内蔵しています。音声指示による自撮りも可能なので、ビデオ通話だけでなく思い出を残すのにも役立ちそうです。
Echo Show 10には自動色彩調整機能があります。これは、部屋の明るさや光源に合わせて画面の色彩を自動調整し、写真を美しく表示する機能です。Amazonプライム会員なら写真を無制限に保存できるAmazon Photosのアルバムを指定すれば、ワンランクの上のスマートフォトフレームとして使用できます。
Echo Show 10にはサステナビリティに配慮した素材が使われています。再生利用ファブリックおよび再生アルミダイカストを100%使用し、再生利用プラスチックも30%利用。また、梱包材の99%が適切に管理された森林やリサイクル資源から調達された木質繊維でできているそうです。
また、近くに人がいないときには低電力モードに切り替わり、電力を節約してくれます。環境にも財布にも優しそうです。
Echo Show 10のカメラ画像は、スマホやタブレットから確認可能。その際、映像を表示している画面を左右にスワイプすると、それ合わせてEcho Show 10の首振り機構が動作し、カメラの写す範囲を変えることが可能です。これにより、カメラを多数台設置しなくても1台だけで広範囲な見守りシステムが構築できるかもしれません。
価格は29,800円とスマートディスプレイのなかでは高価な部類に入りますが、機能などを考えるとむしろ安いといえるのではないでしょうか。我が家のスマートホーム環境構築の核としてぜひ導入したい一台です。
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