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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2021.04.15
2021.07.26

睡眠状態をワイヤレスで検出可能!第2世代Google Nest Hubで睡眠改善

記事ライター:iedge編集部

近年はさまざまな眠りを検出・解析し睡眠状態の改善につなげる機器が発売されています。しかしながら、その多くは腕に巻いたり、頭につけたり、寝具の下に敷いたりと、それ自身が睡眠に影響を与えかねないものでした。Googleが新たに発表した第2世代Google Nest Hubは「ワイヤレス」で睡眠状態を検出できるスマートディスプレイです。

製品URL: https://store.google.com/product/nest_hub_2nd_gen (日本からは現状閲覧不可能)

この記事のコンテンツ:

  • 「Sleep Sensing」で睡眠状態を検出
  • 基本は7インチのスマートディスプレイ
  • 日本での発売は未定

「Sleep Sensing」で睡眠状態を検出

第2世代Google Net Hubの最大の特徴は「Sleep Sensing」による睡眠状態の検出機能です。ただこの製品を枕元に設置して寝るだけで睡眠の検出・解析ができるため、機器の装着や充電が必要ありません。このため、より手軽に睡眠の解析や、眠りの質の改善が行えるといえます。

モーションセンサー「Soli」搭載

第2世代Nest HubはGoogleのスマートフォンであるPixel 4に搭載されているモーションセンサーである「Soli」を採用し、ワイヤレスで睡眠の質や長さをレポートすることができます。

Soliは大きな動きだけでなく、呼吸に伴う1cm以内の動きも検出可能な高精度なセンサーです。

マイクや光・温度センサーの情報も使用

また、睡眠の解析にはNest Hubに内蔵されているマイクや光・温度センサーとの連携も行います。咳やいびきといった睡眠中の動作や環境音、照明の明るさ、気温といった、睡眠に影響を及ぼす要因についてもデータを収集するそうです。

プライバシーもしっかり守る

睡眠の解析にカメラは使用しません。そもそもNest Hubにはカメラが搭載されておらず、就寝中というプライベートな時間でもプライバシーをしっかり守ってくれます。

また、データの解析は端末内で行われるため、Googleのサーバーに送られることもありません。

もちろん、Sleep Sensing機能自体をオフにすることもできます。マイク機能だけをオフにすることもできるそうです。

2人以上ベッドにいても大丈夫

睡眠の解析は、Nest Hubに最も近い人に対してだけ行われます。このため、家族などが一緒に寝ていても問題ありません。これは寝具に設置するタイプの睡眠解析機器に対するアドバンテージといえます。

Google FitやFitbit製品との連携も

睡眠に関するデータは健康管理アプリのGoogle Fitと同期し、Androidに加えてiOSでもチェックすることが可能です。自分の睡眠状態を把握することで、睡眠そのものや生活の改善に役立てることができるほか、Nest Hubが理想的な睡眠スケジュールを推奨する機能もあります。

また、Googleが買収したFitbitの睡眠追跡機能と統合することも検討中だそうです。

起床に便利な機能も

睡眠の解析だけでなく、Nest Hubは起床にも役立ちます。目覚まし設定時間の15分前から画面がだんだん明るくなる「めざましディスプレイ」機能を搭載。快適な目覚めをサポートします。

将来的には有料機能に?

睡眠の解析結果は、毎朝ディスプレイで確認可能です。深い眠りの時間、咳をした回数、いびきをかいていた時間などがわかります。

Sleep Sensingは来年までは無料プレビューとして使用できるそうです。しかしながら、将来的には有料サービスになる可能性があります。

有料になるころには、より魅力的で精度の高いサービスになっているといいですね。

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