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2021.01.15
2021.01.15

スマホから家の鍵が開け閉めできるSESAMEに最新モデル「SESAME3」が登場

記事ライター:ハウザー

家の防犯のために必要でもいちいち取り出すのが面倒な自宅の鍵。そんな自宅の施錠や解錠を自動化できるのがSESAME(セサミ)シリーズです。このSESAMEシリーズに新しくSESAME3が登場しました。どのような進化を遂げているのでしょうか。

SESAMEの特徴

まず、SESAMEの特徴について見てみましょう。ちなみに、SESAMEとはゴマのこと。「開け、ゴマ!」のあのSESAMEです。

アプリや自動での施錠と解錠が可能

SESAMEを鍵に取り付けると、アプリでの鍵の管理が可能に。鍵を取り出すことなく、スマホだけで施錠と解錠ができます。さらに、iOS機器であればスマホのノックだけで解錠。ポケットからスマホを取り出す必要すらありません。

また、自動解錠&施錠機能を設定すれば、自分が家から離れたり、家に近づいたりしたことを感知して自動で鍵をコントロール可能。鍵のかけ忘れの心配もありません。

リモートで鍵の操作が可能

Wi-FiアクセスポイントとSESAMEをつなげると、外出先から鍵の操作が可能に。家族や友達が来たのにまだ帰宅できない。そんなときに自宅に入っていてもらうことができます。また、開閉履歴も常にチェックできるので、防犯にも役立ちそうですね。

鍵をシェア可能

SESAMEの鍵機能はほかの方とシェアすることが可能です。たとえば、民泊の客に期間や時間を限ってシェアしたり、パーティのゲストとシェアしたり。鍵を複製したり、立ち会ったりすることなく、気軽に利用することができます。

スマートホームとの連携も

SESAMEはGoogleアシスタントやAmazon Alexa、Siri、さらにはIFTTTにも対応。帰宅と同時に家のあかりや家電をつけたり、お出かけと同時に消灯したりと、自宅をスマートホーム化することも可能です。

また、SESAMEの電池が残り少なくなったら、自動でAmazonから電池を購入することも可能。SESAMEが使えない期間をできるだけ発生させないようにすることができます。

SESAME3の進化のポイントは?

かなり便利そうなSESAMEですが、SESAME3はこれまでのSESAMEとどのように違うのでしょうか。進化のポイントを解説します。

CPUがARM Cortex-M4に変更、OSもアップグレード

SESAMEに搭載されるSoCのCPUがARM Cortex-M4に変更、さらにOSもSesameOS 2にアップグレードされています。これにより、前のモデルでは複数のデバイスが専用アプリを立ち上げたときに操作できなかったのが改善。操作が快適になることが期待できますね。

サムターン回し対策

サムターン回し対策のため、サムターン受けパーツをこれまでの亜鉛からステンレス鋼に変更。これにより、3.6倍に強度が増しています。サムターン回しによる空き巣の危険性を下げることができそうです。

モーターの耐久性アップ

モーターの耐久性を上げるため、ブラシの素材を金属銅からベリリウム銅合金に変更しています。これにより、耐久性は3倍に。より長く使うことができるでしょう。

マンションのオートロックに対応したオプションが登場

これまでのSESAMEでは、自宅の扉の解錠はできても、マンションのオートロックを開けることはできませんでした。この問題に対応すべく、「SESAME bot」と呼ばれるオプションを用意。

物理的に「押す」ことに特化したデバイスで、インターホンの解錠ボタンに取り付けることで、鍵を使うことなくオートロックを解錠。マンションであってもフルにSESAMEのメリットを享受できます。

価格が5,800円に大きく値下げ

これまで販売されていたSESAME miniの定価は14,800円。これに対して、SESAME3は5,800円で販売されます。SESAMEに興味はあるけど値段が高くて、と思っていた方にうれしいニュースではないでしょうか。

オプションのSESAME botやWi-Fiモジュールも1,980円。すべて買ってもSESAME miniの定価よりもずっと安いという大盤振る舞いぶりです。

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