大気汚染物質などを計測してスマホに表示
数年前から、中国における粒子状物質PM2.5などによって汚染された大気が日本へも流れ込み、健康に害を及ぼすなどの深刻な危険性が指摘されています。
非常に小さい粒子であるPM2.5は、そこに含まれる有害物質がタバコの煙に相当するとされ、肺の奥深くまで入り込んでしまうことでぜんそく、気管支炎、肺がんなどを招いてしまう可能性があることが分かっています。
私たち自身はもちろんですが、小さな子供を持つ家庭や高齢者がいる家庭、ペットを飼っている家庭などでは特に空気の状態が気になってしまうものです。
それに、空気中を舞っているのはなにもPM2.5だけではありません。
PM2.5よりも粒子が大きいPM10、花粉、家の中ではハウスダストなどのアレルギー物質も舞っています。
それらを知らず知らずの間に吸い込んでしまって体に不調をきたしても、目に見えないこともあって原因の特定が難しく、その結果長年悩まされ続けることとなり、生活の質やパフォーマンスの低下などを招いてしまいかねません。
もしそれらの有害物質が目に見えたら対策もできるのに……と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな願いから生まれたのが、今回ご紹介するほこりセンサー REX-BTPM25です。
ほこりセンサー REX-BTPM25の特徴は?
ほこりセンサー REX-BTPM25は、PM2.5、PM10、花粉、ハウスダストなどの目に見えない有害物質を計測して数値で見える化し、スマホアプリに表示してくれるという商品です。
外出前や洗濯物を干す前に「外気にどれくらい花粉やPM2.5が飛散しているのか」をチェックしたり、喫煙者がいる家庭では「副流煙がどれくらい舞っているのか」をチェックしたりすることができます。
また、ほこりセンサー REX-BTPM25があれば、赤ちゃんや小さな子供を持つ家庭でも室内の花粉、PM2.5、ハウスダストなどの飛散量を知ることができますので、空気清浄機を稼働させる目安にもなります。
ほこりセンサー REX-BTPM25の使い方は「ただ計測したい場所に置くだけ」というとてもシンプルなものです。飛散量の確認もスマホやタブレットに専用アプリをインストールして、Bluetooth経由でペアリングするだけで済みます。
屋外でもOK
2600mAhのバッテリーが内蔵されていますので、アウトドアや車中などでも使用することができます。
計測方法は2パターン
飛散量の計測はリアルタイムに行う「今すぐ計測」と、あらかじめ指定しておいた時間間隔で行う「自動計測」から選ぶことができます。
高濃度時にはお知らせ
計測中、指定レベルを超えたら本体がブザーを鳴る以外に、スマホへ通知するよう設定することができます。
自動計測データを保存
自動計測に設定しておくと本体にデータを保存してくれます。なお、このデータはCVSで書き出すことが可能ですので、メール送信してExcelなどで読み込むこともできます。
また、もしスマホが手元にない場合でもほこりセンサー REX-BTPM25本体に搭載されているランプによって空気の汚れ具合を視認することができますので、家事をしながら、洗濯物を干しながらなどの「ながらチェック」も可能です。
可視化されることの効果は大きい