日本でもスマートスピーカーの認知度と普及率がじわじわ上がっていっている昨今ですが、一方でGoogleやAmazonのスタッフがそれを盗み聞きしていたという疑惑もあります。
なぜ、そんなことが起こるのか。
それは、スマートスピーカーがクラウドに繋がっているから。
スマートスピーカーが受け取った指令はまずクラウドに送られます。そこで処理されて、スマートスピーカーに返ってくる仕組みです。つまり「照明つけて」という一言は、クラウドを折り返し地点にした世界規模の旅を経て、照明をつけているわけですね。
僕なんかはその仕組みそのものにロマンを感じてしまいますが、クラウドの持ち主であるGoogleやアマゾンが盗み聞きしているんじゃないかという疑惑があとを絶たないのも頷けます。
そんなことを考えている人が多いんでしょう。
まだコンセプト段階ですが、プライバシーに最大限配慮してクラウドを使わないスマートスピーカーが発表されました。
プライバシーフレンドリーなスマートスピーカー「Candle」
それがこの「Candle」シリーズです。
Mozillaの「WebThings Gateway」を利用して、アルゴリズムのアップデートなどどうしても必要なとき以外にはスタンドアロンで動くように作られています。
プライバシーに配慮しているというだけでなく、ドアセンサーや環境センサー、スマートロック、人感センサー、そしてセントラルハブまで揃った、完全なホームIoTスイートとして機能するようです。
自分好みに開発できる