来月、10月は各社から新製品が続々と登場する。
中でも注目されているのは「iPhone 11」だろう。が、私のようにGoole Home(Goole アシスタント)を中心にホームIoTを構築している場合には、もう一つもっとオススメのスマホがある。それが、「Pixel 4」だ。
私もいま使っているPixel 3については別でレビュー記事にしているので、ぜひ読んでみてほしい。
例年通りであれば10月のイベントで発表される。
もし発表がなければそれはそれで大ニュースなのだが、まぁ、間違いなく発表されるだろう。
今のところわかっている情報をまとめてみよう。
Pixel 4の発表日・発売日予想
Googleは毎年、5月に技術者向けのイベントで新しいAndroid OSについて発表し、同じ年の10月前半にその最新Androidを搭載した新製品の発表イベントを開催している。
また、過去のイベント(発表日)は火曜日・水曜日・木曜日。日本発売日は木曜日か金曜日となっている。
昨年、Pixel 3が発表されたイベントは10月10日(水)、その日のうちに予約が開始され、北米では10月19日(金)に発売された。そして、Pixel 3の日本発売日はもう少し遅れて11月1日(木)。
これらを元にして予想すると、Pixel 4の発表イベントは10月8日〜10日の間、北米では10月11日までに発売され、日本発売日は昨年と同じく11月1日(金)か、1日早まって10月31日(木)かもしれない。
Pixel 4について発表済みの公式情報
通常、こういった新製品の情報は慎重に慎重を重ねて隠されるものだが、Pixel 4についてGoogleは積極的に発信している。
ここまでにわかっている公式情報をまとめてみよう。
カメラ:クールだった1レンズカメラから、2レンズカメラへ
上に引用したツイートの画像からもわかるように、リアカメラは2つのレンズを備えている(ように見える)。
十字に並んだ4つの丸のうち、上が測光・測距用センサー、下がフラッシュで、残る2つがレンズだろう。
Pixel 3は時代に逆行した1レンズカメラで、スマホ各社が2レンズ・3レンズの製品を発表する中では異彩を放っていた。
が、画像処理エンジンとAIが優れているため写真は見劣りしないどころか、いま買えるスマホではピカイチだ。
ただ、Pixel 3が販売上で予想外の苦戦となったのはこの1レンズが原因のひとつだろう。多くの人にとって「レンズは多いほうが写真がきれいに撮れる」という印象を与えるからだ。
なお、3つのレンズがそれぞれ何をするのかは発表されていないが、他のスマホを参考に予想するなら「広角」「望遠」の2つを搭載し、光学ズームを実現するためだと思われる。
新機能:「手振り」で操作するモーションセンスと顔認証
上の画像は、Googleの公式ブログから引用したものだ。
フロントカメラ付近に様々なセンサーが搭載されている。
左から「顔認証赤外線カメラ」「フロントカメラ」「光・近接センサー」「スピーカー」「Soliレーダーチップ」「顔認証用ドットプロジェクター」「顔認証赤外線カメラ」「フルードイルミネーター」
と書いてある。
フロントカメラとスピーカー、光・近接センサー以外は全て新たに搭載されたものだ。
名前から分かりにくいものもあるが、新たに搭載されたもののうち「Soliレーダーチップ」以外は全て顔認証のための装置である。
この顔認証はiPhoneに搭載されているものとほぼ同じと見ていいだろう。
顔に向かって目に見えないドットを照射し、そのパターンから認証する方式だ。
鼻の高さなど、立体の情報を認識するので、顔写真では認証を突破することができずセキュリティが高いとされている。
もう一つの新機能「身振り」で操作する「モーションセンス」についてはGoogleが公式に発表している動画がわかりやすい。ここに「Soliレーダーチップ」が使われている。
非公式情報・リーク情報からの予想まとめ