こうしてiedgeを中心にいくつかの媒体でIoTツールについて執筆をしているので、我が家には自然と(ではなく買っているのだが)スマートスピーカーやスマートディスプレイが集まってくる。
Alexa搭載端末が5台、Google Assistant搭載端末が4台の計9台があり、うち稼働中なのが6台。
その中でも、最近急に増えたのが「小型スマートディスプレイ」だ。
稼働している6台のうち、実に4台がスマートディスプレイになっている。
そう、まさに今「小型スマートディスプレイ市場」は大混戦状態。しかし、人知れず、だ。
今のところ、各社がベーシックラインを揃えたという状態で、まだまだ注目度は低い。しかし、私の予想ではスマートスピーカー市場は頭を打ち、スマートディスプレイこそが業界の牽引役になるはずだ。
今のところは「テックギークたちのもの」という印象が拭えないスマートディスプレイだが、このあたりで一旦整理してニーズ別に「買うならこれ」というスタンダードを整理しておいたほうがいいだろう。
まずは各製品のポジションを整理
価格と画面サイズでプロットすると、このようになる。
Lenovo Smart ClockとEcho Show 5が競合しているのが分かると思う。(ちなみに、左上「画面小・価格高」にプロットされたEcho Spotは終売予定と見られる)
どちらも「寝室」での利用シーンを打ち出している製品でコンセプトも似ている。
が、実際に使ってみるとこの2つには大きな違いがあることが分かった。では、次の章からニーズ別の「買うべき」製品を紹介しよう。
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低価格路線、寝室に置くならこれ
低価格路線、寝室に置くならこれ