MacBook Airの2019年モデル、色や種類、スペック、特徴などのまとめ
2008年に初めて登場したMacBook Air。当時は「世界最薄」のノートブックとして注目を集めました。
それまでのノートブックと言えば「分厚い」「重い」といったもので、長時間持ち運ぶのもひと苦労でしたが、そんなノートブック市場に一石を投じたのがMacBook Airです。
モニターサイズ11.6〜13.3インチ(現行モデルは13.3インチのみ)、重さ1kg前後と、まさに持ち運びに最適なノートブックとして人気を集めました。
登場以来、毎年のように改良され、ニューモデルが発表されてきましたが、ここでは2019年7月発売の最新モデルについて、色や種類、基本スペック、特徴などをまとめています。
モデル |
MacBook Air Retina, 13-inch,2019(Mid2019) |
色 |
ゴールド / スペースグレイ / シルバー |
価格 |
119,800円〜139,800円(税別) |
ディスプレイ |
13.3インチRetinaディスプレイ
IPSテクノロジー搭載 / LEDバックライトディスプレイ /
2,560 x 1,600ピクセル標準解像度 / 227ppi / 数百万色以上対応 |
プロセッサー |
1.6GHzデュアルコアIntel Core i5
Turbo Boost使用時最大3.6GHz / 4MB L3キャッシュ |
グラフィック |
Intel UHD Graphics 617
Thunderbolt3対応・外付けグラフィックプロセッサ(eGPU)に対応 |
ストレージ(SSD) |
28GB PCIeベースSSD
256GB PCIeベースSSD |
メモリ |
8GB
2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ |
Touch ID |
Touch ID センサー内蔵(Touch Barは非搭載) |
カメラ |
720p FaceTime HDカメラ |
キーボード |
フルサイズバックライトキーボード(第4世代バタフライ構造) |
ワイヤレス |
802.11ac Wi-Fi
Bluetooth 4.2ワイヤレステクノロジー |
ポート |
Thunderbolt3(USB-C)ポート×2 |
サイズ(H/W/D) |
0.41〜1.56cm / 30.41cm / 21.24cm |
重さ |
1.25kg |
以上が基本スペックです。イメージとしては2018年モデルのマイナーチェンジといったところでしょうか。Touch Barは搭載されていないものの、それ以外のスペックはMacBook Air史上最高水準に仕上がっています。
なお、MacBook Airは2018年モデルで若干値上がりしましたが、2019年モデルは従来モデルとほぼ同等の価格に下げられ、より手に入りやすくなりました。
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新型MacBook Airの重さ・特徴は?
MacBook Airの重さは?2019年モデルはわずか1.25kg!
「持ち運び」前提でMacBook Airを購入する方は多くいますが、そこで重要なのが重さです。
MacBook Airが発表された当初、重さは1.36kgでした。その後、1.32kg(13インチ)や1.06kg(11インチ)など微増減はあるものの、ほぼ同じ重さを保ってきました。
2019年モデルのMacBook Airは、すでに11インチが製造中止となっていることもあり、カタログベースで重さ1.25kgと発表されています(システム構造や製造工程によって若干変わることがあります)。
1.25kgは体感でどれくらいの重さになるのでしょうか?
1kgは1リットルの牛乳パックや、500mlのペットボトル入りミネラルウォーター2本分などがイメージしやすいでしょう。残り250gは、一般的な大きさのタマネギ1個分程度に相当します。
極薄に加えて、この程度の重さなら、長時間持ち歩いても「重い」と感じることはほとんどないでしょう。
2019年の新型MacBook Airの特徴は
2018年モデルから採用されているRetinaディスプレイ、400万を超えるピクセルが詰め込まれていることもあり、2,560 x 1,600という高解像度を実現しています。画像の鮮やかさ、リアルさ、シャープさなどは軒並み向上しています。
加えて、周りの色の温度に合わせて、ディスプレイのホワイトポイントを自動調整するTrue Toneテクノロジーが組み込まれており、ウェブサイトはもちろん、メールまでもが“印刷物”のように自然に、かつ綺麗に見ることができます。
Touch Bar非搭載とは言え、Touch IDには対応していますので、MacBook Airのロック解除、Apple Payを使ってのオンラインショッピング、パスワードで保護されているシステム設定などへのアクセスも、指先ひとつで容易におこなえます。
そして、持ち運びにもう一つ重要な要素といえばバッテリーですが、こちらはMacBook Proと比べ、最大2時間長い“12時間”のバッテリーを搭載しています。
ちなみに、iTunesのムービーなら最大13時間ノンストップで再生可能なので、長時間のフライトでも退屈することなく過ごせるでしょう。
まとめ
2019年モデルのMacBook Airについて、種類、色、基本スペックなどをまとめるとともに、特徴や重さのイメージなども解説してきました。
ほんのわずかな力加減も感じ取り、さまざまな操作に応用できる感圧タッチトラックパッドも、MacBook Airをストレスなく使いこなすために欠かせない機能です。
回収したアルミ屑を原子レベルから再生させて作り上げたアルミニウムアロイボディは、強度と耐久性に優れているだけでなく、新たに採掘しないことから環境にも配慮されています。
このように、2019年モデルの新型MacBook Airには、Appleがこれまでの経験で培ってきたさまざまな技術やアイデアが盛り込まれています。
MacBookシリーズが初めてという方にも、すでに前モデルのMacBook Airをお持ちの方にも、セカンドノートブックをお探しの方にもおすすめできるのがMacBook Airです。
「もっと深くMacBook Airを知りたい」「MacBook Proについても知りたい」という方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。