国内外のIoT製品を数多く販売しているECサイト「+Style(プラススタイル)」https://plusstyle.jp/。
2016年3月にスタートし、これまで累計200以上の製品を取り扱ってきたそうです。
IoT製品は小ロット多品種で、かなり多くの製品があふれている状況です。
どんな製品が本命になるのかわからないので、プラススタイルでも多くのアイテムを取り扱うようになったそうです。実際にはどんなアイテムが人気なのか、2019年上半期のランキング(金額ベース)を教えてもらいました。
※編集部注:記事内の価格や製品情報は取材時のものです。
プラススタイル株式会社プロダクトプランニングユニットの石川俊司ディレクター(左)、大道伸シニアマネージャー(右)
10位 「Scentee Machina Quattro (センティ マキナ クアトロ)」
9万9058円(フレグランスボトル4本を付属したセット)
AI技術を備えたアロマディフューザー。アプリから香りの変更、強さ調整、タイマー設定がコントロールできる。またAIが使用履歴からお気に入りの香りを分析する。これは4つの香りをセットできる上位モデルがもっとも売れているという。専用のフレグランスボトルは全12種類。
大道さん「IoT対応のアロマディフューザーは、グローバルでも増えてきている注目のジャンルです」
9位 「PAPER TORCH(ペーパートーチ)」
1万800円
デザインオフィスのnendo、印刷用紙の竹尾、東京大学発のベンチャー企業エレファンテックが共同開発した懐中電灯。
選挙の投票用紙に使われるユポ紙の両面に導電性インクで電子回路が印刷されており、巻くことで回路がつながりLEDが点灯する。紙をゆるく巻けば光は弱く、きつく巻けば光は強く光る。
8位 「MIRO-5」(マイロファイブ)
6万4800円
本物の魚のように体をくねらせて泳ぐロボットフィッシュ。4つのセンサーで障害物を避けながら、自動遊泳アルゴリズムにより魚のように上昇下降するほか、スマホやタブレットから直接操作も可能。
石川さん「話題性があり、発売直後に売れました。この製品は見て楽しむものですが、技術自体は産業用の水中ロボットへの応用も見据えて開発されたものです。スクリューを用いると水が濁ってしまいますが、魚のように泳ぐことで水を濁らせず水中を撮影することが可能になります」
7位 「Glance Clock(グランスクロック)」
2万6784円
スマホと連動し、文字盤に情報を表示する壁掛け時計。
日付や曜日、カレンダー(Googleカレンダー、Appleカレンダーに対応)、タイマー、天気などの表示ができる。IFTTT(イフト)とも連携し、さらに多くの情報表示にも対応。
6位 「Palm Phone」(パームフォン)
4万4800円
クレジットカードとほぼ同じサイズの超小型スマートフォン。ディスプレイは3.3インチHD液晶、OSはAndroid。インとアウトカメラを搭載し、顔認証や防水・防塵性能も持つ。
大道さん「スマホが大型化する中、こうしたコンパクトな電話機に対するニーズも確実に存在しています」
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