カナダに本社を置くSproutBox Designは、新作スマートスピーカー・Aiviaを2年の製作期間の後、1月のCESで発表しました。そしてこのほど、生産を開始するためKickstarterで資金を募っています。
Aiviaは、音声制御も可能で、タブレット型のタッチスクリーンやカメラを前面に、スマートフォンのワイヤレス充電ポートを天井面に装備しています。
本体の寸法は23cm×15cm×13 cm、重量は1.5 kgです。左右の面に大きなフルレンジスピーカーを搭載し、背面にサブウーファーも搭載しています。スピーカーの設計と調整はすべてBang&Olufsenのエンジニアが担当しました。
Aiviaは10,000mAhの電池を内蔵しており、最大5時間の連続再生を行うことが可能です。もちろん、ケーブルで電力を供給しての再生もできます。
また、Aiviaは8インチのタッチパネルディスプレイ搭載で、OSはAndroidとなっています。YouTube、Netflix、 Spotifyなど、アプリをダウンロードして通常のAndroidデバイスのように使用することもできるようになっています。SproutBox Design社は、発売時点の最新バージョンのAndroidが搭載されると発表しています。Google Assistantで音声コマンドを実行することもできます。
ユーザーはBluetoothまたはWi-Fiを介してコンテンツをストリーミング再生できますが、本体に32 GBの内蔵ストレージを搭載しているため、ローカル再生も可能です。
有線接続はAUX入力と2つのUSBポートです。また、スマートフォン用のワイヤレス充電ポートや800万画素のインカメラも搭載しています。
Aiviaは399ドルで販売される予定でしたが、Kickstarterによると約250ドルでの販売開始される模様で、2019年7月の出荷を予定しています。