カナダに本拠を置くコンピュータセキュリティプロバイダの「Cybeats」は、最近ベンチャーキャピタルファンドである「Ripple Ventures」が主導して行った資金調達ラウンドにおいて、300万ドルを調達し、トロント内外でチームを拡大しています。不動産テクノロジーベンチャーキャピタルファンドの「GreenSoil Building Innovation Fund」が投資家であり、「MaRS IAF」、「MLA48」、「ScaleX」、および「Inovia Capital」が他に参加していました。
「Cybeats」は、IoTデバイスの内部防御、監視、およびライフサイクル管理を使用して、既知および新しいサイバーセキュリティの脅威から保護し、“inside-out”アプローチにより、デバイスの既存のソフトウェアとハードウェアに付随するファームウェアにマイクロエージェントを配置します。
同社は、スマートビル、医療機器、重要インフラに重点を置いて、売上高、研究開発活動、および企業能力を拡大すまた、資金調達の一環として、「Ripple Ventures」の創設者兼マネージングパートナーのMatt Cohen氏と「GreenSoil Building Innovation Fund」のマネージングパートナーのSusan McArthur氏を取締役会に迎えました。
「Cybeats」の共同創設者兼CEOであるDmitry Raidman氏は次のように述べています。
「仕事、生活、旅行、買い物におけるIoTデバイスが急増し、マルウェア攻撃を受けやすいアクセスポイントの数が増加しているため、ネットワークに接続されたすべてのデバイスに対して新しいセキュリティアプローチを採用することが重要です。IoTデバイスのセキュリティ認証は、これらの増大する脅威を検出して中和するために不可欠であり、「Cybeats」は、セキュリティの脅威を監視して克服するための効率的で簡単なソリューションを提供します。」
IIoT分析と機械監視プラットフォーム「MachineMetrics」とベンチャー支援石油とガスのIoTとAIプラットフォーム「Validere」もそれぞれ1,130万ドルと700万ドルを調達しました。
「MachineMetrics」のシステムは技術的な問題を自動的に検出し、問題を修正できるように数時間または数分前に事前に予測します。
一方、「Validere」は、IoTテクノロジを使用して製品品質への信頼を高め、AI予測に関する洞察を得て、最適な混合、物流、および取引の決定を導きます。
(画像引用:https://www.iottechnews.com/news/2019/jan/07/cybeats-raises-3-million-greater-lifecycle-management-iot-devices/)