おそらく一番衝撃的な2018年の報道は、中国政府がコネクテッドカーを使って、市民を監視しているということでしょう。
AP通信からの報道によると、Tesla, Volkswagen, BMW, Daimler, Ford, General Motors, Nissan, and Mitsubishiなど、200を超える自動車メーカーが、中国当局にライブデータを提供しています。
自動車メーカーは、それが国内法を遵守すると主張しています。 中国の関係者はデータ収集を否定するのではなく、公共安全やインフラストラクチャー計画などの改善を分析目的としていると言います。
批評家は、データ収集が必要以上に進んでいると言います。米国、ヨーロッパ、日本などの他の主要市場は、その程度までデータを収集していません。
上海電気自動車公衆データ収集・監視・研究センターと呼ばれる専用施設には、上海の通りをリアルタイムで移動する点がたくさん見られます。
各ドットをクリックすると、車両のバッテリ残量までの車両の詳細情報が表示されます。
このようなデータは、ポリシングと併せて使用することができます。 たとえば、長時間の危険な追跡を避けるために、警察の車両は、バッテリが少なくても容疑者の車を突き止めることができます。
西洋の世界では、これはすべてショックかもしれません。 インターネット検閲や顔認識のようなものが日常生活の一部にすぎない中国では、そうではありません。
それでも、自動車メーカーが貴重なユーザーデータを第三者に売り込んでよいのかどうかには疑問が残ります。
(画像引用:https://www.iottechnews.com/news/2018/nov/30/china-surveilling-connected-car-owners/)