マサチューセッツ州に本拠を置く、エンタープライズソフトウェア企業「PTC」は、コロラド州に本拠を置く先進的なデザインソフトウェア会社の「Frustum」を約7000万ドルで買収したと発表した。
デザインのオプションを開発するためにAIを活用している「Frustum」の生成的設計技術は、”PTC Creo”のポートフォリオに重要な意味を持たせることになります。
「PTC」の社長兼CEOのJim Heppelmann氏、は次のように述べています。
「この買収により、「PTC」はイノベーションの境界を押し進めています。
Creoは「PTC」の全体的な戦略、ANSYSの組み込み機能の中核を成します。「Frustum」は、Creoをデザインとシミュレーションの世界でトップに立たせます。
AR / VR、ハイパフォーマンスコンピューティング、IoT、AI、付加価値製造などの画期的な新技術により、CAD業界はルネサンス期を迎えており、「PTC」はその先導的な立場にあります。
ソフトウェア開発者である「ANSYS」との「PTC」の戦略的関係を補完するため、「Frustum」は、設計プロセスの上流の最初の部分まで分析を開始します。”PTC Creoソフトウェア”は、「ANSYS」と「Frustum」の機能のおかげで、設計のアプローチを提案することができます。
また、”ANSYS Discovery Live”を使用した反復設計プロセスを通してユーザをガイドし、最終的には、より広域の” ANSYS Discovery suite”を使用して完全な製品設計を検証します。
「PTC」と「Rockwell Automation」によって導入された”FactoryTalk InnovationSuite”は、工場フロアの運用技術(OT)デバイスへの接続性を高め、最も一般的に使用される産業機器の、スケーラブルで安全な接続をサポートします。
“FactoryTalk Analytics”と”MOM platforms”は、”Kepware”の産業用接続性と拡張現実ソリューションで構成された”Vuforia” を備えた「PTC」の”ThingWorx Industrial IoT Platform”とともに、このコラボレーション製品に含まれています。
(画像引用:https://www.iottechnews.com/news/2018/nov/22/ptc-acquires-frustum-and-partners-rockwell-automation-boost-iot-and-ai-offerings/)