米国の電気通信会社「AT&T」は、スウェーデンのITおよびエンジニアリング会社「Prevas」と提携し、産業および医療環境向けのIoTソリューションを開発しました。この3年契約は、「AT&T」のIoT製品と、「Prevas」の工業デザインおよびエンジニアリング経験を組み合わせたものです。
「Prevas」の製品開発ソリューション担当副社長、Bjorn Andersson氏は言います。
「我々は技術的課題を解決するための情熱を持っています。私たちの顧客は、彼らがIndustry 4.0と産業用IoTに取り組めるようになることを期待し、私達に注目しており、これは大きなチャンスです。」
「AT&T」のIoTソリューションを使用することで、「Prevas」のお客様は世界中のほとんどの場所からスマートな操作ができ、サービスにアクセスもできます。「AT&T」のグローバルSIMは、500キャリアおよび200以上の国や地域でIoT接続を提供し、コントロールセンターはIoT接続とルールとアラートの自動化を管理しています。
「Prevas」は、診療所と家庭の両方で使用するためのセンサ内蔵の医療機器を専門としています。これらの装置は、患者の位置、温度および湿度を監視しており、IoT接続性が付加されると、監視結果を指定された医療提供者のクラウドにデータをアップロードし、診断および研究を支援することができるようになります。
「Prevas」は、「AT&T」と提携することで、システムからのパフォーマンスデータをほぼリアルタイムで収集し伝達することを目指しています。顧客は迅速な洞察を得て、予測保守を行うことができ、最終的に運用のアップタイムと効率を最大化します。
「AT&T」欧州、中東・アフリカの地域プレジデントである、John Vladimir Slamecka氏は、
「Prevas」と私たちのコラボレーションは、エッジ・ツー・エッジ機能を備えたビジネス・トランスフォーメーションにどのように貢献しているかの一例です。IoTの技術とサービスの助けを借りて、接続された製品を迅速に市場に投入しようとする産業およびハイテクのグローバル企業にとって、我々はもってこいのチームです。「Prevas」と共同で、IoTの市場投入戦略を迅速に提供していきます。
(画像引用:https://internetofbusiness.com/att-and-prevas-team-up-on-iot-for-industrial-automation-and-asset-management/)