サムスンが開発中の手帳型スマートフォンについて明かしました。サムスンのモバイル部門CEOであるKoh氏は2018年末に、この手帳型スマートフォンの発売開始を予定していると話しています。
しかし、まずは消費者アンケートでこの新スマートフォンに需要があるかを確認してからの発売になるだろうとも述べていました。
これまでの報道では、サムスンがこの新型モデルを発売するのは2019年になるだろうとの見方が強かったですが、一方で、中国のメーカーが先に似たモデルを発売するのでは、との見方もありました。
Koh氏は、この新しいデザインのスマートフォンを世界で最初に発売するのはサムスンでありたいと話しています。この事から、新モデルの発売が2018年末になる可能性は十分にあります。
発売日は未定ですが、2018年の11月7日から2日間、サンフランシスコで開催されるSDC(サムスン・デベロッパー・コンフェレンス)にて、新モデルの公開が予定されています。
「新製品の課題は、タブレットのように開かれた状態から、折り畳まれた時の変化をどのように付けるかにあります」とKoh氏は話しています。
また、同氏はさらに「折り畳んだ時により詳細なアクティビティを行える事を消費者は期待するかもしれません。しかし、開いた状態で出来る事が一般のタブレット端末と同じであれば、この新モデルを購入する事に何かメリットはあるでしょうか?サムスンが生み出す新たな製品の技術や機能は、消費者にとって常に有意義なものでなくてはなりません」と語りました。
残念ながら、Koh氏は手帳型スマートフォンの機能や仕様、価格等の詳細については一切明かしてはくれませんでした。今後の発表に期待しましょう。