2018年9月18日(火)、サムスン・インディアはインド国内において、高級家庭用LEDスクリーン「LED for Home」を発売しました。同製品は、家庭内の娯楽空間の革命を目指して作られました。価格帯は1,000万から3,500万ルピーとされており、日本円にして約1,500万円から5,500万円程度(※2018年9月時点)です。
発売された規格は、以下の全4種類となっています。
・110インチ フルHD
・130インチ フルHD
・220インチ ウルトラHD
・260インチ ウルトラHD
購入の際は、上記4規格のうちからサイズを選んで購入することとなります。同製品には、従来のディスプレイと決定的に異なる特徴があります。使用される環境に応じて、スクリーンの形状を変更できるのです。
この革新的なLEDは、アクティブLEDとも呼ばれています。主な顧客として、資産家や専門家、そして特別なスクリーンによる上質な映像体験を求めるデジタル世代を想定しているとのことです。
同製品には、HDR技術(ハイダイナミックレンジ)が搭載されています。これは映像を表示する際に、周囲の光の影響を受けないための技術です。サムスンはこの技術によって、従来のディスプレイよりもリアルで、かつ視認性の高い映像を安定して描写できると主張しています。
サムスンは、アクティブLEDの代表的な特徴として、以下の2つを挙げています。
・メンテナンスの手間が少ない
・10万時間以上の使用が可能である
また、最大の特徴として、モジュラーフォーメーションテクノロジーの採用を挙げています。これによりユーザーは、それぞれの使用環境に合わせ、ディスプレイのサイズや形状を自在に変更することができます。
サムスン・インディアの個人用電化製品事業部長であるPuneet Sethi氏は以下の様にコメントしています。
「この最新のデバイスは、我々が顧客の声を聴き、どんな体験を求め、どのようなデバイスを欲しているのかを理解した結果出来上がったものです。消費者の皆さんに、様々な最新鋭の映像体験を提供していきたいと考えています」