Googleは世界中の各メディアに、10月9日に開催する新製品発表会イベントへの招待状を送付しています。このイベントは、度々デザインや本体画像が流出し、もはや公然の存在となっている新型謹製スマートフォン「Pixel 3」および「Pixel 3 XL」の公式発表となる見込みです。
招待状からは、デバイスに関する手掛かりがほとんど読み取れません。シンプルな "I<3 NY"という暗号めいたフレーズが表示されるのみです。Pixel 3の概要はすでに多くの部分が流出しているため、それほど多くを語る必要はないのかもしれません。
Pixel 3とPixel 3 XLは、かつて日本でも展開されていたGoogle謹製スマートフォン「Nexus」シリーズの流れを引き継ぐシリーズで、現状日本国内では正式展開していないものの、Androidの今後の方向性の目安となる重要なシリーズです。
どちらのデバイスも、流出した画像から多くの仕様が判明しています。Pixel 3 XLでは、iPhone Xの登場以来2018年の大きなトレンドとなり、賛否両論を巻き起こしているディスプレイ上の「ノッチ(切り欠き)」を搭載していることが判明済みです。
また、ワイヤレス充電に対応するために背面がガラス製となっていることも判明しており、ノッチに関してはオリジナリティや視認性の問題から、ガラス背面に関しては耐久性の問題から、発表時にいくらかの調整を期待する声も出ています。
10月9日の発表会では、Pixel 3と3 XLの発表が予想されていますが、昨年10月におこなわれた同イベントでは、Pixel 2、Pixel 2 XLに加えてPixelbook、Google Home Mini、Max、Pixel Buds、Clipsなどのハードウェア製品が発表されました。そのため、10月9日の発表会ではさらなるサプライズ発表があるかもしれません。Pixelシリーズの日本展開なども併せて、期待していきましょう。