スマートロック「SESAME」を展開するCANDY HOUSEは8月28日、日本向けに小型・軽量化した新作スマートロック「SESAME mini」を、クラウドファンディングサイト「Makuake」において先行発売したと発表しました。
Makuake限定価格として本体単品が9800円(税込)、遠隔操作を可能にするWi-Fiアクセスポイント(税込6000円)とのセットが1万4800円(税込)で販売されています。また、先着50名限定で、本体単品が8800円、セットが1万3800円(いずれも税込)で販売されていましたが、記事執筆時点(2018年8月29日)で既に売り切れています。
スマートロック「SESAME」は、玄関ドア内側のサムターンにかぶせる形で貼り付けるスマートロックで、「鍵を持ち歩かなくてもいい世界」の実現を目標に開発されました。
SESAME miniは、前作SESAMEの機能はそのままに、サイズを半分まで小型化、20パーセントの軽量化にも成功しました。CANDY HOUSEによると、スマートロックでは世界最小・最軽量とのことです。
「SESAME」シリーズでは、Googleアシスタント、Alexa対応により、Google HomeおよびAmazon Echo経由での音声操作が可能になっている他、オンライン自動化ツールIFTTTとの連携により、他のスマートデバイスも絡めた複雑な連携も可能になっています。
IFTTTは「IF This Then That(もしこうだったら、ああなる)」の略で、条件とその結果を設定することで様々な異なるサービスやデバイスを連携させられるサービスです。
例えば、条件を「自宅から10メートル以内に入る」と設定し、結果を「玄関のドアが開錠する」とすれば、自宅に近づくだけで自動的に玄関のドアが開くようになります。また、玄関の開錠を条件に、「リビングの照明を点灯」を結果に設定すると、帰宅時に玄関の鍵が開き、部屋の中も明るくなるという、「これぞスマートホーム」という感じの連携が可能になります。
2018年8月29日現在Makuakeでは、既に目標金額の13倍以上になる1372万円の出資を集めており、今後さらに出資額が増えていく見込みです。商品発送は2019年1月中に行われるとのことで、今から楽しみでなりません。
(画像引用:https://www.makuake.com/project/sesame/)