デンマークの高級オーディオブランドBang&Olufsenは8月23日、2016年より展開しているワイヤレススピーカー「BeoSound」シリーズに、Googleアシスタントを搭載した新モデルを加えると発表しました。日本を含めた世界各国で2018年9月から10月に発売される予定で、価格はスマートスピーカーとしては破格の20万円超えとなっています。
今回発売されるのは、バッテリー内蔵モデル「BeoSound 1」と、電源が必要でより高出力な「BeoSound 2」で、どちらも従来発売されていたBeoSoundのモデルにそのままGoogleアシスタントを搭載した形です。
どちらのモデルもデザインは従来のBeoSoundを踏襲し、円錐の頂点部分を切り取ったような形状となっています。天井面にはボタンが4つ配置されていて、お好みでタスクを割り当て可能です。
従来のBeoSoundがナチュラル(シルバー)、ブラストーン(ゴールド)、インファントリーグリーン3色のカラー展開だったのに対し、今回のスマートスピーカーモデルはナチュラル、ブラストーンの2色展開となります。
2017年から2018年にかけて、Sonos One、Apple HomePod、Google Home Maxなど、音質を重視したハイエンドスマートスピーカーが続々登場し、にわかにトレンドとなっています。しかし、それらハイエンド機の価格はせいぜい4万~5万円程度、20万円オーバーのBeoSoundは文字通り桁違いの超高級スマートスピーカーです。
超高級スマートスピーカーと言っても、BeoSoundの「スマートスピーカー」としての機能は、通常のGoogleアシスタント搭載デバイスと同様の仕様です。BeoSoundの価格のほとんどは、オーディオ機器としての部分がほぼすべてを占めており、ここに価値を感じられるかが購入の分かれ目になりそうです。日本での販売価格は、BeoSound 1が24万3000円、BeoSound 2が31万8600円となっています。
また、Bang & Olfsenは9月25日に、日本橋高島屋S.C.新館で国内最大規模の専門店をオープン予定。こちらでBeoSoundを体験できることになる模様です。
(画像引用:https://www.bang-olufsen.com)