- スマートフォン世界シェア4位のOPPOは8月22日、都内で発表会を開催し、日本向けSIMフリースマートフォン「R15」シリーズを発表しました。
OPPOは2018年1月に日本法人を設立し、国内スマートフォン市場に参入。R15シリーズは、2018年2月に発売した「R11s」に続いて国内展開第2弾となります。
今回発売されるのは、ハイエンドモデルのR15 Pro(6万9880円)、ミドルレンジモデルR15 Neoのメモリ3GBモデル(2万5880円)、メモリ4GBモデル(2万9880円)の3種類。
まずはR15 Neo 4GBモデルを皮切りに、8月31日から順次、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ノジマ電機、Amazonで販売されていきます。R15 Neo 3GBモデルは9月上旬、R15 Proは9月下旬に発売予定です。
ハイエンドモデルのR15 Proは、6.28インチの大型有機ELディスプレイを搭載。CPUにはSnapdragon 660を採用し、メモリは6GB、内部ストレージは128GBです。デザインは細いベゼルとiPhone Xのようなノッチ(切り欠き)が特徴的で、画面占有率は88.8パーセントにも達しています。
また、2000万画素のインカメラ、1600万+2000万画素のツインアウトカメラ搭載により、自撮りでも通常撮影でも高画質撮影が可能です。さらに防水・防塵、おサイフケータイにも対応と、日本市場を意識した仕様となっています。
一方、R15 Neoは2万円台と低価格ながら、驚きのコストパフォーマンスが魅力です。ディスプレイは6.2インチ、RAMは3GBまたは4GB、内部ストレージは64GBの他、同価格帯では珍しいツインアウトカメラを搭載しています。
OPPOはこの3機種を携えて、現在Huaweiが大きなシェアを誇る国内SIMフリースマートフォン市場に攻勢をかけていく模様です。
OPPO Japanのトウ・ウシン代表取締役は「2018年はOPPOにとってグローバル展開10年目となる重要な年になる。フラッグシップ機とハイコストパフォーマンス機を揃えることで、いよいよ本格的に日本市場へ参入していくことになる」と抱負を述べています。
OPPOは海外において、スライド式カメラを採用した完全ベゼルレススマートフォン「Find X」を展開していますが、同モデルの国内投入についての質問が飛ぶと、ウシン氏は「ぜひご期待ください」と意味深な答えを返しました。
果たして、Find Xは国内発売されるのでしょうか。もし、ウシン氏が指した「フラッグシップ機」がR15 Proではないとしたら、Find Xが年内に国内でも発売されることをどうしても期待してしまいます。
(画像引用:https://www.oppo.com/)