スマートロック開発を行うQrioは8月3日、初代「Qrio Smart Lock」の後継機種として7月19日に発売された「Qrio Lock」が、スマートスピーカーによる音声施錠に対応予定であることを発表しました。
先代のQrio Smart Lockでは、Alexaのみに対応し、Amazon Echoによる操作が可能でしたが、今回のQrio Lockでは、対応アシスタントをGoogleアシスタント、Clovaにも拡大し、より多くのニーズを満たすことになります。
対応は2018年秋ごろより順次予定しており、音声開錠についても時期を見て対応していくようです。ただし開錠については、セキュリティ上の問題もあり、各音声サービスのスマートロックに対するサポート状況を慎重に確認しながら対応していく模様です。
少なくとも、施錠に関しては秋ごろにも「自宅の鍵を閉めて」とスマートスピーカーに話しかけられるようになります。
Qrioは、ソニーのグループ会社として2014年に設立され、スマートロック「Qrio Smart Lock」やスマートタグ「Qrio Smart Tag」など、スマートデバイスを発表してきました。
特にQrio Smart Lockは、国産スマートロックの先駆けとして話題を集め、工事不要な設置の手軽さも相まって長らく人気のデバイスでした。
Qrio LockはそのQrio Smart Lockの後継機種となるだけに、今後のアップデートによるさらなる充実を期待せざるを得ません。
Qrio Lockはオープン価格ですが、公式サイトで2万4,840円、Amazonでは2万2,580円で購入可能です。スマートホームを構成する重要ピースのスマートロック、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。