Amazonジャパンは7月24日、Alexaの新機能としてミュージックアラーム機能と翻訳機能を追加したと発表しました。
ミュージックアラームは、Amazon EchoをはじめとしたAlexaデバイスのみで利用可能な機能で、Alexaアプリでは利用できません。翻訳機能に関しては、アプリからの利用も可能です。
ミュージックアラームとして設定できるのは、Amazonデジタルミュージックストアで購入した楽曲、Amazon Musicの楽曲、auの音楽配信サービス「うたパス」の楽曲です。Alexaで音楽を再生するときのように音声で時間と曲を伝えるだけで、簡単に設定可能です。
「Alexa、毎朝7時半にメタリカで起こして」や「Alexa、明日の朝は静かな曲でアラームをセットして」など、様々な言い方で指定可能です。また、特定の曲、アーティスト、プレイリストを指定することも可能ですし、「80年代のヒット曲」といったようなざっくりした指定まで、流す音楽を様々な角度から指定可能です。
また、翻訳機能では日本語を44カ国語へ翻訳してくれます。そのうち英語やスペイン語をはじめとした18言語は音声で翻訳が返され、残りの26言語はアプリ上のテキストで翻訳が表示されます。
翻訳機能はアプリ上で利用可能なため、自宅だけでなく、出先でふと必要な時に手軽にアクセス可能です。「Alexa、スペイン語で『ニンニク』はなんて言うの?」「Alexa、『先に行っててください』をロシア語にして」といった感じで話しかければ、Alexaがすぐに返答を返してくれます。
昨年11月にリリースされて以来、続々とアップデートが行われている日本語版Alexa、最新機能は英語版から実装されることが多いですが、このように着々と便利な機能が追加されています。
(画像引用:https://www.amazon.co.jp)