米Amazonは7月12日、同社が発売するタブレット「Fire HD 8」と「Fire HD 10」をディスプレイ付きのスマートスピーカーのように使用できる充電ドック「Show Mode Charging Dock」を新発売します。
Show Mode Charging Dockは、Fireタブレットを置くだけで、充電するとともにそれをディスプレイ付きAmazon Echoに変えます。
常に音声操作をスタンバイし、スマートホームデバイスの操作や、天気やニュースの検索、音楽のストリーミング再生など、Amazon Echoと同じような使い方が可能です。
FireタブレットがEchoデバイスと同じように使用できるのはある種自然なことです。米国で販売されているディスプレイ付きスマートスピーカーAmazon Echo Showは、実質的に「置くタブレット」のような機能を備えていますし、FireタブレットはAlexaを介してAmazon Echoで可能な操作をほぼ行えます。
Fireタブレットをドックに置くと、Amazon Echo Showで使われるインターフェースで、歌詞を表示したり、料理をしている間レシピを表示しておいたり、ニュース速報を見たり、タイマーを設定したり、Amazon Prime Videoのコンテンツを再生したりすることができます。
ドックにFireタブレットを置くと自動的にShow Modeが起動し、ドックから取り上げると通常のFireタブレットに戻ります。
ドックはマグネットを使用して、充電部と接続します。背面には、調整可能なキックスタンドがあり、ドック接続時のタブレットの角度を調整できます。
米Amazonは、Show Mode Charging DockをFire HD 8向けに39.99ドル、Fire HD 10向けに54.99ドルで販売し、出荷は7月12日から開始する予定です。
すでにプレオーダーが可能で、各バージョンの通常価格から5ドルおよび10ドルが割引されます。さらに米Amazonは、タブレットとドックのセットを、Fire HD 8の場合は109.98ドル、HD 10の場合は189.98ドルで販売する予定です。
（画像引用：Amazon.com）
