米Microsoftは検索エンジンBing用の新機能「ビジュアルサーチ」を発表しました。同機能では、Googleレンズと同じようにAIで撮影画像を認識して、被写体が何かを検索可能です。
ビジュアルサーチは、Bingアプリ、ホームアプリのMicrosoft Launcher、ブラウザのMicrosoft Edgeなどに実装され、すでに使用可能です。
たとえば犬を撮影すればその犬種が分かりますし、ランドマークを撮影すればその名称や歴史、さらには衣類を撮影すればショッピングページへ飛ぶことも可能です。
MicrosoftのBing画像検索の責任者であるビンス・レオン氏はブログで「単語を使って検索したいものを表すことがほとんど不可能なときもある」とその背景について述べています。
現在日本語版のアプリでは、類似画像を表示する機能のみの実装となっているため、早期の機能拡張に期待です。
この手の画像認識機能は、GoogleやMicrosoftなど大手テクノロジー企業の商品として急速に利用されていますが、実際の生活の中では時にまだ使いこなしきれないこともあります。
しかし、企業がより多くのデータをカタログ化し、機械学習アルゴリズムのスピードを上げるにつれて、それは改善するでしょう。まるで私たちの周りの世界がURLとして検索できるような形で。