Googleは、AR物差しアプリ「Measure」のアップデートを行い、対応端末を同社のARプラットフォーム「ARCore」をサポートする端末全体へ拡大しました。
このアップデートによって、Pixel 2、Galaxy S9、OnePlus 5、Mi Mix 2Sといった端末が「Measure」に対応しました。筆者所有の端末ではNexus 6Pが対応リストに入っていましたが、今現在手元に置いていないため、まだ試すことはできていません。対応端末リストは、こちらから確認可能です。
MeasureアプリはGoogleがかつて開発していた「Project Tango」端末だけで利用可能なアプリでしたが、今回のアップデートにより、対象ユーザーが大幅に拡大されました。
使用方法は簡単で、アプリを通してカメラを起動すると、表示範囲を3D認識し始めるので、あとは測定したい範囲をドラッグすると、その範囲の長さを測定可能です。
また、Appleも6月初めにAR物差しアプリをiOS 12の新機能として公開しており、こちらも同様にカメラをかざすことで被写体のサイズを測定可能です。今後、両者の相乗効果による機能充実も期待できるだけに、ますます目が離せません。
人類のテクノロジーは、かつて思い描かれていた「未来」の姿を着実に現実のものとしています。